投稿日:2021.11.9
歯列矯正とフェイスラインやEラインの関係
こんにちは!博多矯正歯科、歯科衛生士の永田です。
今回は、「歯列矯正とフェイスラインやEラインの関係性」についてお話ししていきたいと思います♪
目次
歯列矯正とは
そもそも歯列矯正は
- 歯並びを良くする
- 噛み合わせを改善する
といった目的で行われます。しかし上記以外にもメリットがたくさんあります!
その中の1つとして、フェイスラインやEラインがすっきりして整うことがあることをご存知ですか?
あくまで歯の矯正ですが、それに伴ってたくさんのメリットがありますので、興味のある方はぜひご覧ください♪
歯列矯正とフェイスラインの関係とは?
歯列矯正とは、歯並びや噛み合わせの問題点を改善するために装置を付け、歯を動かして歯並びを整える治療方法です。
少し前までは歯列矯正は子どもの頃に行うものというイメージがありましたが、現在は大人でも矯正している人がかなり多くいらっしゃいます。
その理由の一つとして、裏側矯正やマウスピース矯正などの目立ちにくい矯正装置が普及したことが挙げられます。
そして、歯列矯正をするとフェイスラインやEラインが整うなどのメリットがSNSなどにより広く知られるようになったことも大きな要因のひとつです。
また正しい噛み合わせにすることで、均一に咬めるようになり顔のゆがみの防止になったり、表情が豊かになるなど歯列矯正にはメリットがたくさんあります!
ただし歯列矯正はあくまで歯並びや、噛み合わせを改善するためのものです。
美容整形のように、大きくお顔の印象を変えることができる訳ではありませんのでご注意ください。
例えば、エラが張ってしまっている人は、噛み合わせが悪く食べ物を噛むときに筋肉に過剰に負荷がかかったり、バランスが崩れてしまっていることが考えられます。
その場合は、歯列矯正を行い正しい噛み合わせにすることで過剰な筋肉がなくなり、フェイスラインがすっきりする可能性があります。
ただし、エラの張りの原因は人それぞれです。元々の骨格が原因の場合は、歯列矯正だけで改善することは難しいです。
歯列矯正によって得られる見た目のメリット
現在の歯並びや骨格の状態によっては、お顔の印象も変わることがあります。
それが「Eラインの改善」です。
Eラインとは顔を横から見た時、鼻の先と顎の先を線で結んだときにできるラインのことで、横顔の美しさの基準としても有名です。
そのライン上か、ラインよりも少し内側に唇の先がある状態が一般的にきれいと言われる横顔です。
自分のEラインがどうなのか確認する簡単な方法は、人差し指を鼻先と顎先につけることで確認ができます。そうした時に人差し指に唇が当たらない、あるいは軽く触れるくらいであるとキレイなEラインと言えます。
ただしあくまで基準の一つです。あまり神経質に気にしなくても大丈夫です!
矯正で治せるEライン
歯並びが原因で出っ歯になってたり、口元がもこっとしている人はEライン改善の可能性があります。
ただし、理想的なEラインができない原因が骨格にある場合、美容整形や形成外科での対応が必要になります。
以下のような場合は、歯科矯正によって理想的なEラインに近づける可能性があります。
①出っ歯などにより口先が突き出ている
出っ歯などの歯並びが原因で口先が突き出ている場合、歯科矯正によって歯並びが整えられると口先が自然に引っ込みます。
その結果、理想的なEラインができる可能性があります。
②歯列の乱れにより受け口になっている場合
歯並びの乱れによって噛み合わせが逆になっている(反対咬合)場合、歯科矯正によって歯並びが整うことで、下あごを後ろに下げられる可能性があります。
ただし、歯並びが原因ではなく骨格性の問題であればオペが必要になることも考えられます。
分かりやすい例として歯並びがきれいなのに噛み合わせだけ悪い場合は骨格性の可能性が非常に高いです。
まとめ
あくまで歯列矯正の一般的なメリットは歯並びや噛み合わせの改善であり、第一優先順位が「フェイスラインをすっきりさせること」という方が、100%満足できるかどうかまでは保証できません。
しかし、噛み合わせが改善されることで体全体のバランスを整えることができるのも事実です。
特に頭痛や腰痛など、歯とは関係なさそうな部分でも、歯列矯正後に改善されたという症例もあります。
自分の歯並びや噛み合わせが今どのような状態なのか気になっていることがある方は是非ご相談ください♪
この記事を読んでご参考になれば嬉しいです!
では、また!