投稿日:2021.11.19
ホワイトニングの種類・違い
こんにちは、福岡市博多区にある博多矯正歯科の歯科衛生士山田です。
今日は歯のホワイトニングの種類や違いについてお話しをしていきます。
そもそも歯のホワイトニングはご存知ですか?歯に専用の薬液をつけて歯を白くする方法です。
ホワイトニングには三種類あり、ホームホワイトニング・オフィスホワイトニング・ウォーキングブリーチの3種類あります。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングからお話をしていきます。ホームホワイトニングはご自宅でマウスピースを使ってホワイトニングをする方法です。
道具と薬剤があればご自宅以外でも使用可能です!
マウスピースにホワイトニング用の薬剤を入れて装着することで、自分のタイミングで歯を白くすることができるという点が特徴です。
ホームホワイトニングのメリットは、
一度歯科医院でマウスピースの作成と薬剤の処方を受ければ、好きな時にでいつでもできることがメリットです。わざわざ歯医者に通わなくてもできるので、仕事などが忙しい方にも人気があります。
また、オフィスホワイトニングと比べて色素の分解が細かくなるので、色戻りしにくい(=色持ちが良い)と言う点がメリットの1つです。時間を掛けてゆっくり白くすることで、歯の表面荒れを抑えることができ、透明感のある自然な仕上がりになります。
ホームホワイトニングのデメリットは、
マウスピースの使用時間は1日1回30分のものや長いもので就寝中着けたままなど様々です。(※1)希望の白さになるまでは基本的に毎日使用することが勧められているため、自分でするのが面倒な人には難しいかもしれません。
さらにホームホワイトニングをした直後は飲食物による着色がしやすいため、白以外の色の付いた飲食物や酸性度の高い物・タバコなどは数時間~1日程度、我慢する必要(飲食制限)があります。
また、資格がない一般の方でも使用ができるよう低濃度の薬剤を使用するため、オフィスホワイトニングに比べると1回の装着時間が長く、白くなるまで回数や時間がかかる傾向にあります。
※メーカーや薬剤タイプ・濃度により一度の装着時間が異なります。
オフィスホワイトニング
続いて、オフィスホワイトニングのお話をします。
オフィスホワイトニングとは、歯医者でおこなうホワイトニングのことです。
自宅でおこなうホワイトニングよりも高濃度の、ホワイトニング剤(過酸化水素や過酸化尿素など)を使用します。
そのため、1回の施術でも歯が白くなりやすいといった特徴があります。
オフィスホワイトニングのメリットは、
高濃度のホワイトニング薬剤と特殊な光を使用するため、1回の施術でも高いホワイトニング効果が得られることが特徴です。
またセルフホワイトニングでは得られない白さにすることができ、歯科医師や歯科衛生士が施術をするため、色むらになる心配がほとんどありません。
万が一、施術中にしみるといった症状が出ても、すぐに対応することができるのも安心ですよね。
事前に虫歯のチェックを行いますので、自分では気づかなかった虫歯の早期発見や治療につながったり、術前に歯石の除去をすることで、口内環境の改善や歯周病の予防効果も期待できます。
オフィスホワイトニングのデメリットとしては、自費診療(全額自己負担)のため、セルフホワイトニングやホームホワイトニングと比べて費用が高くなることが多いです。
また、使用するホワイトニング剤の濃度が高いため、人によってはしみるといった症状が出ることがあります。
ウォーキングブリーチ
通常のホワイトニングでは失活歯(神経をとっている歯)は色が変わらない為、ウォーキングブリーチという方法で歯を白くしていきます。
一般的なホワイトニングは歯の表面に薬液を塗布して白くしていきますが、ウォーキングブリーチの場合は歯の中に専用の薬液を入れて内側から白くします。歯の状態にもよりますが、約1〜3回で効果を感じられる方が多いです。
当院ではオフィスホワイトニングのみ行っております。
ホームホワイトニング・ウォーキングブリーチは行っておりませんのでお気を付けください。
気になる方はお電話でお気軽にお問い合わせください!