投稿日：2022.3.29

美人の特徴「Ｅライン・スマイルライン」

こんにちは！

博多矯正歯科の中川です。

 

今日は、Ｅライン・スマイルラインについてお話します♪

 

Ｅラインとは

Ｅライン（イーライン）：エラスティックライン

横から顔を見たときに、鼻の先端と顎の先端を結んだ線のことを言います。

美しい口元を持つ人は「上下の唇がこのラインに触れず、少し後ろにある」とされています。

 

Ｅラインは人の側貌　【ＰＲＯＦＩＬ（プロファイル）横顔】　を評価する一つの基準とされ、「横顔の美しさ」の基準の一つとして用いられることが多いです。

 

この評価方法は1954年に矯正医Robert Ricketts（ロバートリケッツ）が提唱したもので、現在でも用いられています。

 

しかし、これはあくまで鼻の高い欧米人のE-ライン評価法であり、日本人は欧米人と比べ鼻が低いため　『上下口唇ともにこのライン上に位置する』　のが美の範疇とされています。

 

＊Eラインのチェック方法

普段、鏡で自分の表情をチェックするとき、正面から見ることがほとんどですよね。

しかし、横顔は自分が思うよりも他人から見られています。

 

Eラインを簡単にチェックする方法があるので、ご紹介します♪

定規や人差し指を鼻先とあご先に当ててみて、口先が少し触れる/あるいは触れないのであれば、理想的なEラインができていると言えます。

（※これはあくまでも基準のひとつです。）

 

 

＊理想的なEラインができない原因

理想的なＥラインが出来ない理由として主に以下の3つが原因として考えられます。

①口元が突き出ている（口ゴボ）

②下あごが上あごよりも出ている（受け口）

③口呼吸

 

①口元が突き出ている

口元が突き出ていると、Eラインよりも口元がはみ出し、理想的なEラインを描けなくなります。この状態は「口ゴボ」とも呼ばれます。

「口ゴボ」とは口元が「モコっ」としていたり、「ゴボっ」としている見た目を表す言葉として、ネット上で多く広がった言葉であり、専門用語ではありません。

専門的に言うと「上下顎前突」や「上顎前突」といった症状として、歯科医院では扱われています。

 

「上下顎前突」や「上顎前突」の原因として、主に以下のようなものがあります。

・遺伝など生まれつきの骨格

・あごが十分に成長しなかった/成長しすぎた

 

また遺伝や生まれつきではなく後天的な理由（日々の習慣などが原因）で口ゴボになる場合もあります。

・頬杖をつく

・同じ方の顎でばかり咀嚼する

・口呼吸

・おしゃぶりの長期使用、指を噛む

・舌で前歯を押す

 

 

②下アゴが上アゴよりも出ている（受け口）

下あごが突き出ている状態も、理想的なEラインができない原因になります。

下あごが突き出ている状態は【下顎前突（かがくぜんとつ）】と呼ばれ、いわゆる「受け口」のことです。

 

受け口になっていると噛み合わせにも問題が生じやすく、発音のしにくさや、うまく咀嚼できないことによる消化不全、全身のバランスにも影響を及ぼす恐れがあります。

 

骨格的な要因が原因でない場合、歯列矯正をすることで改善することができ、Ｅラインを作ることが出来ます。

（矯正だけで改善できるかは精密検査を行い調べていきます。）

 

 

＊スマイルライン

「スマイルライン」とは、口角をあげて笑ったときに見える、上の前歯の先端を結んだ線のことを言います。

下唇のラインに沿ってゆるやかなカーブを描いているラインが理想とされています。

スマイルラインは、口元でもっとも人目につく部分であり、顔全体の印象に大きく関わります。

「スマイルライン」が整うと、口もとの印象がガラリと変わります。

 

歯列矯正では、かみ合わせを整えることが目的のため、完璧なスマイルラインがつくれる訳ではありませんが、「スマイルライン」と「Eライン」に影響を与える悪い歯並びは改善することができます。

 

歯並びがデコボコになる「叢生」や「すきっ歯」は、「スマイルライン」をガタつかせます。「出っ歯」や「口ゴボ」と表現される上顎前突（じょうがくぜんとつ）や、「受け口」ともよばれる下顎前突（かがくぜんとつ）では、「Eライン」のバランスが崩れる傾向にあります。

 

Ｅラインやスマイルラインに興味がある方や、ご自身の歯並びに不安がある方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。

 

お待ちしております♪