投稿日:2022.8.13
気になる口臭は食べ物で予防できる?口臭の原因になりやすい食べ物
こんにちは。博多矯正歯科KITTE博多院です。
皆様は「もしかして私…口臭がある?」「あの人の口臭が気になる!」などと思ったことはありませんか?
起床後などに誰にでも生じる口臭もあり、いつも無臭であるわけではありません。
とはいえ、周りの人を不快にさせてしまうような口臭は避けたいですよね。
今回は口臭の種類や原因、口臭と食べ物の関係などについてお話していきたいと思います。
目次
口臭には種類がある
口臭には、以下のような種類があります。
①生理的口臭(せいりてきこうしゅう)
起床直後や空腹時、緊張した時などに発生する口臭のことです。唾液の分泌量が減少するために生じるもので、お口の中の細菌が増えることで起こります。
しかし、歯磨きや食事をすることで唾液量が増えると改善される傾向にあります。
多くの場合は人を不快にするほどではないことが特徴で、身体のコンディションや生活習慣などによって発生の有無が異なり、毎回生じるわけではありません。
②病的口臭(びょうてきこうしゅう)
何らかの病気が原因で生じる口臭です。
身体的な病気が原因のこともありますが、ほとんどのケースではお口の中に原因があるとされています。
周りの人に不快な印象を与えてしまうことがあるため注意が必要です。
③嗜好品や食べ物による口臭
嗜好品や臭いの強い食べ物によって生じる口臭です。
人を不快にさせてしまう可能性がありますが、一時的な口臭であることが特徴で、通常は時間の経過とともにおさまっていきます。
④心理的口臭
周りの人は口臭が気になっていないのに、ご自分で「口臭がある」と感じてしまうケースです。
実際に口臭があるかどうか、気軽に聞ける身近な人や歯科医院などで確認してみてください。特に指摘されないようであれば、生理的なものであるか心理的なものである可能性が高いでしょう。
口臭の原因とは
口臭の原因の約90%は、お口の中にあるといわれています。
ここでは、その原因として考えられるものを5つあげていきます。
①虫歯
虫歯が小さいうちはあまりありませんが、穴があいてしまうほど進行している場合は要注意です。
穴のあいた部分に食べ物が入り、悪臭に繋がってしまいます。
②歯周病
歯周病は磨き残した歯垢(プラーク)が主な原因となる病気です。初期ではあまり気になりませんが、歯周病が進行すると口臭が気になるようになります。
これは繁殖した歯周病菌が産生するニオイの原因物質によるもので、不快な臭いを放ちます。しかし、当の本人は気がついていないということもあるでしょう。
③お口の衛生状態
歯磨きが不十分で歯垢の付着や舌苔が目立つ場合や、入れ歯の清掃不良などによるものです。
お口の中には色々な細菌が常在しており、不衛生な状態でいるとニオイの原因となります。
④唾液の減少
起床後や空腹時、ストレスを強く感じている時や加齢などにより唾液の量は少なくなるものです。
細菌が洗い流されず停滞するため、増殖して口臭の発生に繋がります。
⑤嗜好品・食べ物
ニオイを発生させやすい嗜好品や食べ物が原因です。具体的にどのようなものがあるのかについては、次の項でご説明します。
⑥身体的な病気
鼻炎や消化器系の病気、糖尿病、肝臓疾患などが原因となることもあります。この場合は、原因となっている病気の治療を行うことで緩和される可能性があります。
口臭と食べ物の関係
ここまででお分かりいただけたように、様々な原因で口臭は生じます。
この項では、その中の「嗜好品・食べ物」に焦点を当てていきます。
特に「ワイヤー矯正」の装置をつけている間は、装置に食べ物が絡まりやすくなるため気をつけたいものです。ぜひ参考にしてくださいね。
口臭を避けたいなら注意!食べるとニオイが発生しやすい食べ物
口臭やニオイが気になる食べ物に限って、美味しかったりするものではないでしょうか。
日々の食事や矯正中に注意したい、ニオイの原因となりやすい食べ物を5つあげていきます。
①ニンニク・ニラ・ネギ類
美味しいけれど、食べるとニオイが気になる代表的な食材ですね。食べたいけれどタイミングを考えてしまう方も多いのでは…?
ニオイの原因は「アリシン」という成分です。ニンニク自体に含まれるアリシンはそこまで多くはないのですが、刻んだり潰したりすることでさらにアリシンが作られるそうです。
また、ニンニクや生の玉ネギは硫黄を含みます。これらを分解する時に硫黄ガスが発生して肺に送られると、ニオイの気になる息になってしまいます。
②脂質の多いお肉
適度に脂ののったお肉もとても美味しいですよね。しかし、脂質が体内で分解されるときにニオイが発生してしまうようです。
そのため、外出先でニオイを抑えたい場合には、脂質が少ないお肉を選ぶと良いでしょう。
例えば赤身の多い牛ヒレ肉や、鶏肉のササミなどです。
③発酵食品
納豆やたくあん、キムチなどの発酵食品もニオイに繋がりやすい食べ物です。
納豆の場合は、大豆に含まれるタンパク質を納豆菌が分解する時に「アンモニア」が作られるためニオイの原因になります。
④キャベツ、ブロッコリー
アブラナ科の野菜には「インドール」という成分が含まれています。そのため食べかすが残っていると、ニオイを発生しやすいです。
⑤コーヒー、お酒
コーヒーの成分はお口の中に残りやすいため、口臭に繋がりやすくなります。
お酒の場合であれば、アルコール臭が生じます。
両者とも利尿作用によりお口の中が乾いたり、唾液の分泌が少なくなることもニオイの原因だと考えられるでしょう。
口臭改善に役立つ食材を紹介!
食べ物というと口臭に繋がるイメージが強いかもしれませんが、反対に口臭の改善に役立つ食材もあります。
具体的にご紹介していきますので、口臭の気になる方はぜひ役立ててくださいね。
果物が口臭予防に役立つ!?
口臭予防に役立ってくれる果物は意外とたくさんあります。食後のフルーツというものは、口臭予防の点でも利にかなっているといえるのですね。
効果が期待できる果物は、以下の通りです。
①リンゴ
リンゴポリフェノールが悪臭の原因となる「メチルメルカプタン」の生成を抑制するといわれています。
リンゴポリフェノールは皮に多く含まれるため、可能であればかじって食べるのがおすすめです。食物繊維によって歯の汚れが取れやすく、噛むことで唾液の分泌が促されるといったメリットも得られます。
②パイナップル
パイナップルに含まれる酵素は、タンパク質を分解してくれます。ただし酵素は熱に弱いため、生で食べる場合に限ります。
缶詰のパイナップルは加熱処理されているため、効果は期待できません。
パイナップルも美味しい果物ですが、固定式の矯正装置には繊維が絡みやすいかもしれません。
③キウイ
パイナップルと同様に、キウイにもタンパク質の分解に役立つ成分が含まれています。お肉を食べた後のデザートなどとして食べると良いでしょう。
④レモン
酸味により唾液腺が刺激され、唾液の分泌が促されます。これは歯を溶かす酸から歯を守ろうとする作用が働くためだといわれています。
唾液には「抗菌作用や自浄作用」などたくさんの役目があり、ニオイのもととなる細菌を抑えてくれるのです。
飲み物で口臭対策するなら
果物以外に、飲み物でも口臭対策をすることが可能です。
①緑茶
緑茶に含まれる茶カテキンには、殺菌・消臭効果が認められており、お口の中の細菌の繁殖を抑えてくれます。
ただし利尿作用があるため、飲み過ぎないようにしましょう。
②牛乳
牛乳の乳脂肪分は、ニンニクやネギ類に含まれる「アリルメルカプタン」という成分を洗い流してくれるとされています。
これらを食べた後に牛乳を飲むことで口臭を抑える効果が期待できます。
他に水をしっかり飲むことも大切です。体内の水分が不足すると、唾液の分泌減少やお口の乾きに繋がってしまいます。意識して飲むように心がけましょう。
口臭予防にはお口のケアも忘れずに
今回は口臭の種類や原因、口臭と食べ物の関係などについてお話しました。
口臭には様々な原因がありますが、食べ物が原因となることもあります。
矯正治療中は、ワイヤーやブラケット装置に食べ物が絡まりやすくなったり、マウスピース型装置により唾液が流れにくくなったりするものです。
通常よりも口臭が発生しやすい状態ともいえますので、念入りなお口のケアが非常に大切になります。
また、外食の際には今回ご紹介した飲食物を控えるなどするのも良いかもしれませんね。
博多矯正歯科では、歯並びにお悩みの方や矯正治療を検討中の方に向けてカウンセリングを実施しています。
矯正中の口臭がご心配な方も、どうぞ気軽にお声がけください。