投稿日:2022.9.7
ブライダルに向けた矯正
こんにちは!
博多矯正歯科、歯科衛生士の永田です。
今回は
「ブライダルに向けた矯正」について
お話ししていきたいと思います。
歯列矯正を行うと、矯正期間は早くても1年以上かかることがほとんどです。
今回話題として挙げたブライダル矯正は、結婚式までにできるだけ歯並びを綺麗にしたいという方のために行われる矯正になります。
ブライダル矯正は特別な治療方法があるわけではなく、あくまで通常の歯列矯正であり、結婚式までにできるだけ綺麗に歯を並べていくような治療方法になります。
博多矯正歯科では全体矯正で大きく分けて3種類、表側矯正・裏側矯正・マウスピース矯正と部分矯正の歯列矯正治療が行われています。
各々の矯正治療でブライダル矯正を行うとどう進行するのかご説明していきます。
①表側矯正
表側矯正は装置が歯の表側に付いている為、目立つなどの理由でブライダル矯正としてはあまりお勧めではありません。
ですが噛み合わせの改善や歯をしっかり並べる通常の歯列矯正として表側矯正はお勧めです。
ただ例外として、結婚式まで余り時間がなく短期間で歯並びの改善をしたい場合は、他の矯正装置に比べて変化が早いので表側がいい場合もあります。
ちなみに元々結婚式などのご予定の無い方が表側矯正をしたのちに、結婚式などのご予定が決まる場合もあると思います。
そういった場合には、結婚式前日に前歯部の見えるところのみのブラケットを有料で一時的に外すことができますので、その際はご相談頂けると幸いです。
メリットとして一時的な審美的問題は解決しますが、装置を外すことで料金がかかることと後戻りが発生するというデメリットが起こります。また結婚式などのご予定がお済みになられましたら、すぐに来院していただき再度ブラケットを装着しなければなりません。ブラケットを一時的に外したい方はこのような注意事項を理解した上でご相談ください。
②裏側矯正
ブライダル矯正として1番オススメできるのが裏側矯正です。
歯の裏側にブラケットを装着する事で表から矯正治療をしているように見えない為、ブラケットを外す事なく結婚式を迎えることができます。途中で後戻りの心配をする必要もないのでブライダル矯正に向いています。
また抜歯が必要となる方もいらっしゃると思います。そんな方には抜歯した箇所に仮歯を装着する事もできますのでその際はご相談ください。
1点注意して頂きたいのは、裏側矯正は装置が届くのに2ヶ月ほどかかります。ですので結婚式まであまり時間がない場合はおすすめできません。
③マウスピース矯正
マウスピース矯正もブライダル矯正としておすすめできます。
マウスピース矯正は、アタッチメントと呼ばれる歯と同じ色のポッチみたいなものを歯に接着してその上からマウスピースをはめていただき歯を動かしていく仕組みになります。
マウスピース自体が近くで見ないとはめていることに気づかないくらいの自然さです。それプラスでポッチも歯と同じ色をしているため特に目立つ事なく結婚式を迎えることができるのではないのでしょうか。
ただどうしてもアタッチメントが気になる方は表側矯正と同じく有料でアタッチメントを外すことができますので、その際はご相談をよろしくお願いします。
こちらも裏側同様、装置が届くまで2ヶ月ほどかかりますので時間が場合はオススメできません。
④部分矯正
部分矯正は上の前歯部のみ矯正治療を行うものです。
歯の裏側にブラケットをつける為ブラケットが目立つことはありません。また前歯部の審美的改善のみを図る為、治療期間も全体矯正より短いです。
ただしデメリットとして、部分矯正は全体矯正のように噛み合わせや臼歯部の歯並びを改善することはできません。
適応症例がかなり限られますので、ご自身では部分を希望されていてもこちらから全体矯正をご案内させていただく場合もございますので、ご了承ください。
噛み合わせや臼歯部の歯並びも併せて改善したい方は是非全体矯正での矯正治療を考えてみてください。
今回は「ブライダル矯正」についてお話ししました。
どの装置にしても早くはじめるに越したことはありません。最低でも半年以上は治療期間を確保できないと歯並びの変化は感じにくいかと思います。
なるべくキレイな歯並びで結婚式当日を迎えられるよう、早めの検討をお勧めいたします。
そして一番いいのは結婚式が決まってからではなく、何も予定がないうちに矯正をしておくのがベストです!!
カウンセリングでご来院してくださった方で結婚式のご予定などがある方はお気軽にご相談ください。