投稿日:2022.9.10
矯正治療中・歯の痛みや口臭に効くハーブティーを紹介!
こんにちは!博多矯正歯科KITTE博多院です。
みなさんはハーブティーがお好きですか?
ハーブティーは、健康やリラックス効果を求める人々に親しまれています。ヨーロッパでは古くからハーブが治療薬として使われ、その伝統が今も受け継がれています。さまざまな種類や効能を持つハーブティーは、健康志向の人々の間でも注目されています。実は、ハーブティーの中には歯の痛みや口臭などに効果的なものもあります。
今回は歯の痛みや口臭予防に効果があるハーブティーについてご紹介します。
目次
ハーブティーとは
ハーブは料理や香料、保存料として使われることや「健康や美容に役立つ植物」として広く活用されています。
ハーブティーは一般的には生のハーブを摘んだものや、乾燥させたものを煮だした飲み物で、カフェインを含まないものが多く、カフェインを避けたい方にとっても人気があります。
また、様々なハーブを組み合わせて調合されることで、多彩な風味や効能を持つハーブティーを楽しむことができます。
一部のハーブティーには、リラックス効果や消化促進効果、抗酸化作用、免疫強化効果などがあると言われています。これらの特性から、ハーブティーはリラックスしたり、健康的なライフスタイルをサポートするために利用されることがあります。
歯の痛み・口臭予防に効果的なハーブティー
①ペパーミント
ペパーミント(ミント科の植物)の葉を使った爽やかな香りと味わいが特徴のハーブティーです。ペパーミントティーには、口の中の爽やかな感覚をもたらし、口臭を和らげるのにも役立つとされています。さわやかな香りとすっきりした味わいが、食後やリラックスタイムにぴったりです。
◎味わい・特徴
爽やかなすっきりとした味わいのペパーミントには、鎮静、抗菌、消炎作用があり
歯磨き粉やマウスウォッシュ、ガムやミントタブレットのフレーバーとしても使われています。
◎ペパーミントの効能
- 賦活後に鎮静作用
- 抗菌・消臭効果
- 消炎作用
- 消化促進
②クローブ
クローブはスパイスの中で最も強くて刺激的な香りをもつといわれていますが、バニラのような甘さも秘めています。日本では丁子(チョウジ)とも呼ばれます。
クローブ油の成分である「オイゲノール」には、殺菌・鎮静作用があり、歯の痛みや口腔粘膜の炎症、歯肉炎を鎮めてくれる作用があります。
オイゲノールは局所麻酔や酸化亜鉛を混ぜたセメント(酸化亜鉛ユージノールセメント)として、虫歯の穴に詰めて歯髄の鎮痛消炎をさせる目的などでも使われています。
そのため、歯の痛みといえばクローブ、クローブの精油の香りは「歯医者さんの香り」とも言われています。
その他にも、抗酸化作用に優れており、老化や動脈硬化を防ぐ効果や、消化を促進して胃腸を整えたり、
吐き気を抑えたり、体を温めたりするなど様々な効能があるといわれています。
◎味わい・特徴
ピリッとしたスパイシーな味わいなので、オレンジピール(皮)との相性がぴったりな味です。肉料理やカレーのスパイスとしても広く使われています。
◎クローブの効能
- 抗菌作用
- 抗炎症作用
- 殺菌・鎮静作用
- 抗酸化作用
- 消化器系の不調
- 血行促進
③セージ
セージティーは、セージと呼ばれるシソ科の植物を使用して作られるお茶です。セージは古代から薬草として知られ、その葉には抗酸化作用や抗炎症作用があるとされています。セージティーは、消化促進や口臭予防、ストレス緩和などの効果が期待されています。また、女性特有のトラブルにも有効とされ、生理痛や更年期障害の症状緩和にも役立つとされています。
セージには強い抗菌・抗ウイルス作用があります。うがいに用いることもでき、風邪や感染症の予防にもなり、口の中もさっぱりします。
◎味わい・特徴
セージティーは特有の爽やかな香りと苦みが特徴です。香りが強いため薬のような香りだと感じることもあります。料理の調味料としても活用されています。
◎セージの効能
- 抗菌・抗ウイルス作用
- 殺菌作用
- 抗炎症作用
- 抗酸化作用
- 疲労回復
④ローズ
ローズティーは、ローズペタル(バラの花びら)から作られるハーブティーです。
古代からローズは美と癒しの象徴とされ、肌や心に良い影響を与えるとされてきました。
ローズティーはその穏やかな香りと滑らかな味わいから、リラックス効果やストレス緩和、消化促進など様々な健康効果が期待されています。
また、ビタミンCや抗酸化物質を含んでおり、免疫力の向上や美肌効果も期待できます。
◎味わい・特徴
ローズティーは、芳醇な甘みと華やかなバラの香りが特徴です。甘さの中にも花のほろにがさがある味わいです。穏やかな花の香りがリラックスでき、女性に人気のあるハーブティーです。
◎ローズの効能
- 鎮静作用
- 抗菌作用
- 抗酸化作用
- 美肌効果
- リラックス効果
その他おすすめのハーブティー
①ルイボス
ルイボスティーは、抗酸化物質やミネラルが豊富に含まれています。
また、ノンカフェインなので、カフェインが気になる人や妊婦さん、小さなお子様からお年寄りまで、誰でも飲むことができます。
体を温める効果があり、寝る前に飲むこともおすすめです。また、ルイボスには体をリラックスさせる効果や消化を促進する効果があるとされ、健康や美容に良いとされています。
美肌効果やリラックス効果、むくみの改善が期待できるので、女性に人気があります。
また、ルイボスティーは低タンニンであるため、紅茶や緑茶に比べると歯に着色しにくいと言われています。
◎味わい・特徴
ほんのり甘みとクセがある味わいです。豊かで滑らかな口当たりであり、独特の甘みや芳香を楽しむことができます。当院の院長先生も大好きなお茶です。
◎ルイボスの効能
- ミネラル補給(マグネシウム・カリウムなど)
- 抗酸化作用
- 抗ヒスタミン作用
- 美肌効果
- 便秘改善効果
- リラックス効果
②カモミール
カモミールは、キク科の植物であり、古くから薬草として知られています。
花の部分を乾燥させ、独特のりんごに似た香りを持つハーブティーです。
カモミールティーには、心と体をリラックスさせる以外にも消化機能の改善、冷えの改善、生理痛を緩和させる効果もあります。
また、消化を助けたり、風邪の症状を和らげる効果があります。さらに、抗炎症作用があり、口内炎や皮膚の炎症などにも効果があると言われています。
ただし、アレルギーを持っている人や妊娠中の方には注意が必要です。
◎味わい・特徴
りんごのようなフルーティーな味わいです。ハーブティーの中でも穏やかで優しい味わいを持ち、寝る前にリラックスしたい時や、胃腸の調子が悪い時に飲まれています。
◎カモミールの効能
- 安眠・リラックス効果
- 鎮痛作用
- 抗炎症作用
- 抗ヒスタミン作用
- 血行促進
ハーブティーを飲む時の注意点
ハーブティーは歯の痛みや口臭に効果的ではありますが、完ぺきに痛みや口臭を消してくれるわけではありません。口腔ケアのサポート的な要素としてハーブティーを取り入れてみましょう。
さらに、ハーブの種類によっては、その方の体調や体質に応じて予期せぬ反応を引き起こす場合があるため、注意が必要です。特に基礎疾患やアレルギーのある方、妊婦さんや授乳中の方などは、事前に医師に相談してから飲むようにしましょう。
まとめ
矯正治療中には、痛みや不快感を感じることがあります。ワイヤーやブラケットの圧迫感や、ワイヤーの調整時には、歯を移動させるために力が加えられます。痛みの程度は個人差がありますが、特に治療が始まったばかりや、調整が行われた直後に痛みを感じることがよくあります。
少しでも快適な矯正ライフにする為に、今回ご紹介したハーブティーをリラックスタイムに取り入れてみるのはいかがでしょうか?
もちろん矯正中は食事や歯磨きなどの口腔ケアに注意することが重要です。
ハーブティーは、あくまで補助的な効果を期待して取り入れるようにしましょう。
矯正治療中の痛みは一時的なものであり、歯並びが整っていくにつれて痛みも軽減されます。痛みが強い場合は、歯科医師に相談するようにしましょう。
矯正治療をご検討の方は、当院にお気軽にご相談ください。