投稿日:2023.1.25
口元がモッコリする原因と対処法
皆さんは口ゴボという言葉を聞いたことがありますか?
口ゴボとは、上下の唇が前に突き出し、口元がモッコリ出ているような見た目をしています。
口が閉じにくいため、頑張って口を閉じようとすると下顎に梅干しのようなシワができることもあります。口が閉じづらい為、上下顎前突・上顎前突の方も口ゴボで悩まれている方は多いようです。
目次
◇口ゴボの原因
大きく分けて先天的と後天的があり先天的の原因は生まれつきによる遺伝や骨格の問題。発達段階で顎があまり成長しなかったことや、逆に成長しすぎてしまったことによる場合があります。
後天的の原因は習癖(おしゃぶりや指しゃぶり、舌癖、口呼吸など)によって顎の骨の発達に影響が出たり、歯並びが悪くなった結果、口ゴボを引き起こす可能性があります。
日本人は、遺伝的に顎が小さい傾向にあり、食事で固い物を噛む回数が減ったことなどにより顎の成長が未完全のまま大人になってしまう事も原因の一つと考えられます。
◇口ゴボが与える影響
*見た目の印象
口元の膨らみがあることで、鼻の下(人中)が長く見えてしまうことや、横から見た印象にコンプレックスを抱かれる方も多い。
また、上下の歯が前突気味なので大きな口で笑うと歯や歯茎が見えてしまう為人前で笑えないということで悩まれている方も多い
*虫歯や歯周病のリスク
口が閉じずらいことで口呼吸が増え口腔内が乾きやすく、唾液による自浄作用が機能しない。その結果細菌の繁殖につながり、虫歯・歯周病を引き起こすリスクが高まる
*食事のしづらさと顎への負担
上下顎前突により、かみ合わせがズレる事や顎関節への負担がかかりやすくなる。また、食べ物をよく噛まずに飲み込んでしまうことで、胃腸への負担がかかるため注意が必要です。
◇歯並びやかみ合せ(口ゴボ)が悪化する癖があることを知っていますか?
悪習癖(あくしゅうへき)と言い、歯並びや噛み合わせなどに悪い影響を与える習慣のことを表します。
悪習癖にはさまざまな癖がありますが、口への影響がある癖を紹介いたします。
舌癖(ぜつへき)
舌で前歯を押し出す癖。舌癖により前歯が段々と前に動くことで前突や口ゴボに近づいていきます。元々口ゴボがある方ですと更に悪化する可能性が高い癖の一つです。口の中は意外にも簡単な習慣だけでも歯並びを変えてしまう為、とてもデリケートな場所です。将来の為にも、出来るだけ早い癖の改善・歯科医へのご相談をオススメ致します
口呼吸や指しゃぶり
悪習癖の一つです。口呼吸をすることが多い方は、常に口を開いていることが多いため、下顎が下の方へ成長する傾向があり顔面が狭く長くなる可能性があります。指しゃぶりをする事では、舌が上顎から離れ指しゃぶりでの頬の圧などにより歯列弓が内側に押され狭くなり、歯並びの悪化につながるとされています。小さい頃からの習慣は無意識に行ってしまうため、早めの改善に取り組みましょう。
口の中の習癖以外にも歯並びに影響を与えてしまう癖としては頬杖や横向き寝・うつ伏せ寝も挙げられます。
頬杖などは、顎や顔の一部分に力が加わる為 回数や時間が長いとそれだけ歯や下顎に影響を及ぼす可能性が高く、歯並びや顎が変形してしまう可能性もある為注意が必要です。
◇口ゴボの改善方法
口ゴボで悩まれている方は多いと思います。先天的な骨格に問題がある場合は、外科手術と歯列矯正治療を併用することで改善に近づける事が出来ます。
後天的な影響での場合、改善する為に有効的なのは、歯列矯正治療といわれています。
歯列矯正治療には、表側矯正・裏側矯正・マウスピース矯正の種類があり、患者様一人ひとりの口腔内の歯列状態によりオススメできる矯正治療が変わってまいります。詳しい自分に合った治療計画をお調べする為にも、まずはカウンセリングと精密検査を受けて頂き治療計画と自分に合った治療方法を詳しく調べることから始めてみてください。
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