投稿日:2023.4.5
歯がしみる・・・虫歯の治療方法
こんにちは!博多矯正歯科です。
歯がしみる・・・といった症状はありませんか?もしかしたら虫歯かもしれません。
考えられる原因と治療方法をご紹介いたします!
目次
歯がしみる原因
・知覚過敏
虫歯でなくても歯がしみることがあります。
冷たいものがしみるという場合は知覚過敏の症状であることが考えられます。
知覚過敏の原因としては
- 歯茎がさがって根本が露出している
- 歯のエナメル質が削れている
- ホワイトニングのやりすぎ
主にこの3つの原因が考えられます。
1歯茎がさがって根本が露出している
歯周病や加齢が原因で歯茎がさがります。そうすると、今まで歯茎の中に隠れていた根っこの部分(象牙質)が露出してしまいます。
象牙質には歯髄(神経)につながる無数の穴(象牙細管:ぞうげさいかん)があいているため、象牙質の穴を通して、受けた刺激が神経に伝わり痛みを感じてしまいます。
またブラッシングの圧が強いと歯茎がさがる原因になりますので、歯磨きの際は優しく鉛筆持ちで磨くことを意識してください。
2歯のエナメル質が削れている
何らかの原因で歯の表面のエナメル質が削れていると歯がしみるようになります。
歯ぎしりやブラッシングが強すぎるなど原因が考えられます。
1と同様、エナメル質が薄く削れ、象牙質が表面に出てくることでしみる症状が現れます。
3ホワイトニングのしすぎ
ホワイトニングをすると、象牙質が刺激を受け一時的に知覚過敏の症状が現れます。
時間が経つと症状が治まることがほとんどです。
たたしやりすぎると慢性化することもありますので、頻度や薬剤をつける時間には十分気を付けましょう。
しみる症状が治まってから次のホワイトニングを受けることをオススメします。
・虫歯
歯がしみる原因でもう一つ考えられるのが虫歯です。
しみる以外にも歯が黒くなっている・穴が開いている場合は虫歯の可能性が高いです。
歯がしみる時点で虫歯が象牙質まで達していますので、すぐにお近くの歯医者さんで診てもらってください。
治療方法
・知覚過敏の場合
知覚過敏の根本的な治療方法はありません!さがった歯茎を戻すこともできませんし、エナメル質をもとに戻すこともできません。
しかし、しみる部分を詰め物で覆って保護することはできます。
あまりにも知覚過敏がひどく私生活に支障がある場合は、歯医者さんに相談してみてください。
予防として、フッ素が多く含まれた歯磨き粉を使用したり、知覚過敏に特化した歯磨き粉も販売されているので、日頃のケアに取り入れてみてください!
・虫歯の場合
虫歯が原因の場合は、虫歯になっているところを削って詰め物をしていきます。虫歯が大きい場合は被せ物が必要な場合もあります。
レントゲンや見た目では分からないので削ってみてどのくらいまで進行しているかを確認し、詰め物でできるか被せ物になるかを判断します。
詰め物の場合は当日治療を終われることが多いですが、被せ物の場合、作成に数日かかりますので、後日来ていただく必要があります。
また、虫歯が神経まで達していた場合、根っこの治療が必要になりますので、数回治療が必要になり長期にわたる場合があります。
何回も治療に行かないといけない・・・となる前に、早期発見がポイントになってきます。
少しでも歯に違和感がある場合はお近くの歯医者さんへ相談してみてください。
また定期健診などかかりつけの病院を作っておくと治療もスムーズに行えますし、早期発見にもつながります。
痛い思いをする前に早め早めの予防を心がけましょう!