投稿日:2023.4.12
受け口と睡眠時無呼吸症候群には関係があるの?
みなさんは、呼吸について家族に指摘されたり、日中眠気に襲われたりした経験がありますか?
もし当てはまる場合は、睡眠時無呼吸症候群である可能性があるかもしれません。
「名前は聞いたことある」という方は多いかもしれませんが、睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に何度も息が止まってしまう大変危険な病気です。
息が止まると聞くと非常に恐ろしく感じるかもしれませんが、実は日本国内に睡眠時無呼吸症候群のおそれがある人は500万人以上いるといわれています。
そんな睡眠時無呼吸症候群になる原因の1つに〈受け口〉が関係しているという話があります。
もし本当に受け口が関係しているとしたら、それは一体なぜなのでしょうか?
詳しく解説していきたいと思います!
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あなたは当てはまる?セルフチェック診断
いきなりですが、日々の生活のなかで以下のような症状を抱えている方はいませんか?
1つでも当てはまる方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性が考えられます。
ぜひ、セルフチェック診断をして確認してみましょう。
- 睡眠時に呼吸がストップしていると指摘されたことがある
- いびきをかくことが多い
- 日中に強い疲労感や睡魔に襲われる
- 糖尿病や心臓病など全身疾患がある
- 睡眠中に何度か目覚める回数が多い
- 起きたら口が異様に乾いている
放置すると恐ろしい…睡眠時無呼吸症候群とは
冒頭でもお伝えしたように、睡眠時無呼吸症候群は寝ている最中(無意識下)に何度も呼吸が止まってしまう病気です。
無呼吸とは10秒以上呼吸が止まる状態を示しており、1時間内に5回以上の回数が起こると睡眠時無呼吸症候群と診断されることになります。
無呼吸症候群の恐ろしいところは断続的に呼吸が止まるだけにとどまらず、睡眠の質の低下によって日中眠気に襲われたり、身体の怠さを感じたりするなど社会生活に影響を及ぼす可能性が高まることです。
また、呼吸停止に陥ると血液中の酸素が低下し、それが繰り返し血管にダメージを与えることにつながります。
そうなれば脳卒中や糖尿病、心筋梗塞など重篤症状につながる危険性も…。
突然死の可能性も高く、非常に危険でおそろしい病気です。
睡眠時無呼吸症候群になりやすい人
では、睡眠時無呼吸症候群になってしまう人の特徴はあるのでしょうか?
以下にまとめましたので、みなさんのなかにも当てはまる項目がないかチェックしてみましょう!
肥満の人
実は、睡眠時無呼吸症候群の罹患者の多くは肥満体型の人が多いのです、
特に、若い頃にくらべて10㎏以上急激に太ってしまった方は特にかかりやすいといわれています。
肥満になると身体に脂肪がつきやすくなりますが、それは喉や舌など口まわりも同じです。
脂肪が邪魔することで気道が狭くなり、空気が思うように届かなくなることから呼吸が止まってしまいます。
飲酒や喫煙、薬の服用をしている人
飲酒や喫煙が習慣になっている方はいませんか?
もし、当てはまる方がいれば少し控えることをおすすめします。
理由として、喫煙は喉に炎症を与えることにつながり、飲酒は喉の筋肉の緊張低下を招くおそれが高いからです。
いずれも喉に影響を与えてしまうことから、睡眠時無呼吸症候群を引き起こす可能性が高くなってしまいます。
喉の筋肉の緊張低下は、睡眠薬の常用者にもいえますので注意が必要です。
家族やパートナーから「いびきが大きい」と指摘されている方は、もしかしたら暴飲暴食が理由かもしれません。
顎骨や喉が小さい人
顎骨(特に下顎)や喉が小さい方も睡眠時無呼吸症候群に罹患しやすい傾向にあります。
骨格が小さいと、気道がもともと狭いことから呼吸が止まってしまう可能性が高いからです。
日本人は欧米人にくらべて顎が小さい傾向があり、特に女性はさらに小さいため注意する必要があります。
受け口と睡眠時無呼吸症候群は関係ある!?
受け口とは、下顎が上顎にくらべて前方へ突出している症状のことです。
いわゆる「しゃくれ」という言葉で表現されているため、ご存じの方も多いでしょう。
受け口は噛み合わせが反対になるだけではなく、なんと無呼吸症候群との関係性も指摘されています。
一見すると受け口は骨格や歯並びに影響があるだけで、なぜ睡眠時無呼吸症候群に関係しているのか結びつかないと思うかもしれません。
しかし、これには大きな理由があるのです。
それが「低位舌」。
低位舌とは、舌の位置が正常より下にある状態をいいます。
実は、受け口の方は口呼吸や低位舌であることが多く、これにより睡眠時無呼吸症候群を引き起こすリスクが高いといわれているのです。
受け口は正常に噛むことが難しく、自然と口が開いた状態になることから口呼吸へと発展します。
口呼吸が常態化すると筋力低下につながり、低位舌を引き起こす可能性が高まってしまうのです。
ただでさえ、下顎が前に出ていると気道が狭くなってしまいますが、口呼吸や低位舌があることで気道が塞がれて呼吸しづらくなります。
以上のことから、受け口の方は睡眠時無呼吸症候群になりやすいといえるのです。
正しい舌の位置はどこが正解?
低位舌が睡眠時無呼吸症候群を招いてしまう原因であることがおわかりになったと思いますが、では舌の正しい位置はどこが正解なのでしょうか?
見えない位置にあるからこそ、正しい位置がいまいちわからないと思います。
舌は、上顎の裏側に常時当たっていることが正常な位置です。
上前歯のやや上あたりに膨らみがあり、そこを「スポット」と呼びます。
このスポット位置が舌の正常位置にあたることで、快適な呼吸ができるようになるのです。
受け口からくる睡眠時無呼吸症候群の改善方法
受け口が原因になって睡眠時無呼吸症候群になった場合、どのような改善法があるのか気になるところだと思います。
ここでは、原因となる受け口を治す方法について紹介していきます。
口腔筋機能療法(MFT)
口腔筋機能療法とは、口まわりの筋力トレーニングのことです。
受け口の方は口呼吸をしていることが多いため筋力低下につながり、さらに悪循環を引き起こす傾向にあります。
口呼吸をしている方のほかにも矯正中の方や舌癖がある方にも非常に有効なトレーニングです。
唇や舌を正しい位置に戻すことで、呼吸改善が期待できます。
さらに低位舌の改善にも有効で、下がった舌をスポットポジションに戻すことも可能です。
マウスピース型矯正
軽度の受け口の場合、マウスピース型矯正による矯正治療も効果的です。
たとえば、上の歯が下の歯よりも内側に生えていたり、下の歯が上の歯よりも外側に生えていたりするなど症状が比較的軽い受け口であれば、常時マウスピースを装着することで正常な位置まで改善が期待できます。
マウスピース型矯正は取り外しができるので矯正治療のなかでも簡単なイメージがありますが、1日20時間以上の装着が求められるなど自己管理が必要です。
ですが、食事中や歯磨きをするときは普段と変わらないためストレスは少ないでしょう。
症状によってはマウスピース型矯正で対応が難しい場合もありますので、歯科医師に相談してみることをおすすめします!
ワイヤー矯正
受け口の症状が中~重度の場合は、ワイヤー矯正が適用されることが一般的です。
歯の表側に装置をつける表側矯正が有名ですが、ほかにも装置を歯の裏面につける裏側矯正(舌側矯正)という選択肢もあり、治療の幅が広がってきています。
ほぼ、すべての症例を治療改善できることから非常に信用性が高い治療であり、矯正力も申し分ありません。
ただし、骨格の問題が懸念される場合、多くの方は矯正治療の前に外科手術を受け、その後にワイヤー矯正に移行することが一般的です。
ワイヤー矯正に関しても自己判断せず、まずは歯科医師に相談してみることをおすすめします!
受け口を治したいとお考えの方は当院までご相談ください
受け口によって睡眠時無呼吸症候群になっている可能性が高い方は、矯正治療で症状の改善が期待できるかもしれません!
また、まだ睡眠時無呼吸症候群の症状が現れていない場合も受け口に罹患している方は、一度当院のカウンセリングをおすすめします!
当院では、患者様の症状の原因や状況をこまかくお調べし、それぞれに合った対処法をご提案しています。
もちろん、ご相談だけでも構いませんので気になる方は、お気軽にご予約くださいね!
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