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投稿日:2023.7.5

歯列矯正だけじゃない!?表情筋を鍛えて口元美人を目指そう!

こんにちは!博多矯正歯科KITTE博多院です。
当院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

顔の表情は、口元の筋肉の状態によって大きく変わります。例えば、口角が上がっているか下がっているかで、人に与える印象や好感度が変わります。また、引き締まった顔の輪郭は若々しさを感じさせます。歯列矯正と併せて口周りの筋肉を意識することで、より美しい顔立ちを手にいれることができます。

 

今回は、お口の周りの筋肉や、美しさとお口の機能を高めるために、自宅でできるトレーニング方法についてご説明します。

お口の周りの筋肉

表情筋

お口の周囲には主に次のような筋肉があります。

①大頬骨筋

大頬骨筋は、口角から側頭筋につながる頬の部分にある表情筋です。口角と頬をリフトアップさせ、笑顔の表情を作る働きがあります。周辺には小頬骨筋や頬骨があり、これらの表情筋も口角を引き上げる役割を担っています。大頬骨筋が衰えると、頬のたるみや下がった口角になるなどの影響が出ます。

②口輪筋

口の周りを囲んでいる筋肉です。口を閉じたり、すぼませたりする時に使われます。口角を上げるときの動きにも使うため、衰えると、ほうれい線や下がった口角になって老けた印象になってしまいます。

③オトガイ筋

オトガイ筋は、下唇や下顎を持ち上げる役割を担っています。特に顎に梅干しのようなシワができる場合、オトガイ筋に過度な負担がかかり、緊張している可能性があります。出っ歯や開咬などの不正咬合、噛み合わせの悪さ、または食いしばりや歯ぎしりの癖があると、オトガイ筋に負担がかかり、緊張しやすくなります。オトガイ筋が衰えると、二重顎や顎のたるみが起こりやすくなります。

お口の筋肉と歯並びの関係性

歯並び

頬や唇、舌の筋肉の圧力は、歯並びと深い関係があります。頬や唇は口を閉じて外側から押す力が作用し、舌は内側から押す力が作用します。このバランスや舌の位置が崩れると歯並びが乱れる原因になります。口がぽかんと開いたままの状態が癖になると、外側から歯を押す圧力が低下して、出っ歯が生じます。
また、舌の位置は、口を閉じた時に上顎に付いている状態が理想的ですが、舌の筋肉が衰えると、下顎に落ちてしまい、受け口や開咬(オープンバイト)になってしまう可能性が高くなります。
さらに、このような不正咬合は、口呼吸をしていることが多く、さらに口元の筋肉の衰えを悪化させるため、矯正治療に併せて、口の筋肉のトレーニングも必要になることが多いです。

口元の筋肉が衰えてしまう原因

会話する機会が少ない

人と喋る機会が少ないと、口を動かして喋ることや、顔の表情も乏しくなってしまいます。

無表情の時間が長い

日常生活でデスクワークなどによって無表情なまま顔の筋肉を使わないと、筋力が低下します。

咀嚼回数が少ない

咬む回数が少ないと消化が悪くなるだけでなく、口元の筋肉も衰えます。柔らかい食べ物ばかりを食べると、咀嚼の回数が減り、口元の筋肉が十分に使われなくなります。

加齢

加齢に伴い、全身の筋肉と同様に口元の筋肉も自然と衰えていきます。これは、筋肉の繊維が減少し、筋肉自体が薄くなるためです。

口呼吸

口呼吸は、口を開けた状態で呼吸をするため、口を閉じる筋肉をあまり使わないため、筋力が低下しやすくなります。鼻呼吸を習慣化することが口元の筋肉を鍛えるのに役立ちます。

生活習慣で気をつけられること

 表情筋を動かす

マスクをつけている時間が長かったり、デスクワークで無表情になる時間が長い時は、意識して顔の筋肉を動かし、口角を上げるようにしましょう。

人と会話する

人と会話をすることで口を動かしてよく喋ったり、笑ったりすると
表情が動くため、自然と顔の筋肉が鍛えられます。

鼻呼吸を意識する

口を閉じ口鼻呼吸を意識することで筋肉の衰えを防ぐことができます。
鼻呼吸はいびきや感染症の予防にもなります。

舌の位置を改善する

舌の理想的な位置は、舌先が上の前歯のすぐ後ろのスポット(口蓋の前部)に触れ、舌全体が口蓋に軽く吸い付いている状態です。この位置を意識するようにしましょう。

よく噛んで食べる

食事の際に十分に噛んで食べることで、口元の筋力が強化されます。柔らかいものばかりを食べずに、りんごや、根菜類など、噛み応えのあるものを選びましょう。また、咀嚼する時にはできるだけ偏りがないように左右均等に噛むことを意識しましょう。

姿勢を正す

猫背などのうつむいた姿勢は顔や口元のたるみに繋がります。頬杖をついたり、スマホを見ていると姿勢が悪くなるため注意しましょう。

表情筋のトレーニング方法

口角 トレーニング ガミースマイル

表情筋を鍛えるトレーニングは、口角を引き上げ、顎や頬のたるみを改善します。さらに、ガミースマイルに悩む方は、笑うときに唇の上がり方を意識することで改善が期待できます。上唇より口角が高くなるように笑うことで、歯ぐきが見えにくくなり、より理想的なスマイルラインを作ることができます。

①大頬骨筋トレーニング

  1. 目尻にしわが寄らないように意識し、大きく目を開きます。その状態で上の歯が8本見える程度に口角を引き上げて笑顔の表情を作ります。
  2. 親指と人差し指を使ってV字の形を作り、頬を持ち上げて笑顔を作り、5秒間キープします。
  3. そのまま手を外し、5秒間キープします。これを3〜5セット繰り返します。

 

◎トレーニングのポイント

お顔全体を使った自然な笑顔を意識することがポイントです。鏡の前で確認しながら行ってみてください。

②口輪筋トレーニング

  • 口輪筋をストレッチする方法

鏡を見ながら「あ」「い」「う」「え」「お」と大きく口を動かし、口周りの筋肉のストレッチをします。口輪筋を意識して、恥ずかしがらずに大きく動かすことがポイントです。

  • 風船を使った方法

口輪筋を意識して風船を膨らませます。空気が漏れないように唇で保持しながら取り組みましょう。

  • ペットボトルを使う方法

空のペットボトルを用意します。キャップを外した状態で口にくわえ、大きく息を吸い込みペットボトルがへこませます。ゆっくり息を吐きながら元の状態に戻す動作を3セット繰り返します。

  • 割りばしを使う方法

前歯で割りばしを横にくわえ、その位置よりも高く口角を引き上げて1分間キープします。その後、ゆっくりと元の状態に戻します。この動作を3セット繰り返します。

 

◎トレーニングのポイント

まずは口輪筋を動かすことに慣れることが大切です。頬や唇の筋肉を意識しながらトレーニングを行いましょう。

③オトガイ筋トレーニング

  1.   姿勢を正し、軽く上を向いて下唇を「うー」と前に突き出します。
  2.  その状態を5秒間キープします。
  3.  ゆっくり元の状態に戻します。これを3セット繰り返しましょう。

 

◎トレーニングのポイント

トレーニングに慣れてきたら、舌を上に突き出して円を描くように10回舌を回し、反対も同じ回数行うと、さらにオトガイ筋が強化されます。

矯正歯科で受けられる口腔筋機能療法(MFT)とは

口角 UP

口腔筋機能療法(MFT)は、口腔内の筋肉、特に舌や口輪筋、頬の筋肉を訓練する治療法です。矯正治療と並行して行うことで、筋肉の機能を改善し、口腔の健康をサポートします。MFTは、以下のような目的で行われます。

  • 筋肉のバランスを整える:筋肉の過剰な緊張や緩みを改善し、口腔内のバランスを取る。
  • 正しい舌の位置を促進する:舌の位置が矯正治療に影響を与えるため、適切な位置に保つ訓練を行う。
  • 口呼吸を防ぐ:鼻呼吸を促進し、口呼吸の習慣を改善することで口腔内の乾燥や感染リスクを低減する。

最後に

口元の筋力を鍛えることは、美しい笑顔を作るためにとても重要です。適度に表情筋が強化することで、口元のほうれい線や頬、顎のたるみを予防することが期待できます。口元の筋力を鍛えて、美しい自然な笑顔を手に入れましょう。また矯正中の方も矯正後の後戻りの予防になるため、今回ご紹介したトレーニングをぜひ試してみてください。口元の筋肉が衰える原因はさまざまです。歯並びの乱れによって筋肉のバランスが崩れる場合もあります。

 

しかし、口元のトレーニングだけでは限度があります。根本的な原因である歯並びを解決しないことには口元美人にはなれません!
笑った時の歯並びはもちろん、お口の印象は歯並びで大きく変わります。
表情筋のトレーニングと同時に歯列矯正もぜひご検討ください。

博多矯正の矯正治療について

口元の表情や、歯並びにお悩みがある方は、お気軽に当院へご相談ください。
ご一読いただき、ありがとうございました。

博多矯正歯科ってどんなところ?

博多矯正歯科KITTE博多院

★博多駅直結!KITTE博多8階★
・裏側矯正専門医 グループ院累計症例数2万件
・カウンセリング数 年間4000件

 

日本成人矯正歯科学会認定医在籍!
平日20:30まで診療しておりますので、お仕事や学校帰りに通院する事も可能です。
また、矯正装置の種類も豊富で外科矯正も対応しておりますので、幅広い症例の治療が可能です。

 

矯正歯科選びに迷われている方はぜひ博多矯正歯科KITTE博多院へお越しください!

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