投稿日:2023.7.22
矯正期間を早める矯正法や矯正効果を高める習慣
矯正期間をどうにか短くしたい、矯正治療でも効果を高める方法があったら知りたい!
このお悩みは、矯正治療を行う多くの患者様がお持ちです。
今回は、どのようにしたら矯正期間を早めることができるのか、矯正効果を高める習慣についてお伝えさせていただきます。
目次
矯正期間を早める方法はある?
矯正期間を早める方法について、いくつか紹介していきます。
表側矯正にする
裏側矯正・表側矯正・マウスピース矯正の3種類ありますが、歯を動かすスピードは表側矯正が一番早いと言われています。
症例によっては別の装置の方が良い場合もありますが、基本的にはスピード重視であれば表側がオススメです!
予約をキャンセル・変更しない
基本的に当院ではご来院時に次回予約を取って帰られる方がほとんどなので来院頻度が4週に1回とすると、約1ヵ月先からどんどん予約が埋まっていくようになっています。
ですので急に明日行きたい!となっても空いていない場合が多いです。また予約の変更もギリギリの場合は近いお日にちでご案内できない場合もあります。
予約が1週間ずれるのを4回繰り返すだけで治療期間が1ヵ月伸びることになります。
治療期間を少しでも縮めたい場合は、指定された期間できっちりご来院されると最短で終わらせることができます。
とは言え、お仕事や学校の都合もあるかと思いますので、できる限りで大丈夫です!
予約の変更の際は、なるべく早めにご連絡ください。
治療に協力する
矯正治療の中には、患者様にご協力頂かないといけない場合が多々あります。
ゴムかけやマウスピースを20時間以上つける・歯磨きを丁寧にする・装置が外れたらすぐつけに来て頂く
など、病院からお願いしたことはしっかり守りましょう!
装置を付ける時間が短いと思ったように歯が動かず治療期間が延びますし、歯磨きができていないと歯石が溜まって歯の動きに支障が出たり
虫歯になると一旦治療を中断したりすることもあります。
また、装置が外れたまま放置しておくと歯が変に動いてしまって、もう一度歯を動かし直さないといけなくなります。
少しでも長い時間装置を付けて、装置に異常があればすぐご連絡頂き、歯磨きはしっかり丁寧にお願い致します。
矯正効果を高める方法は?
矯正効果を高める方法は、実は日頃の生活の中に取り入れる習慣で大きく変わってきます。
悪習癖をなくす
矯正治療を行うときに、矯正装置を装着することやマウスピースを製作するだけではなく、もっと重要な事があります。それは、悪習癖の改善です。
その、悪習癖とは一体どのようなものでしょうか?
- 頬杖をつく癖
- 舌で歯を前に押し出す癖
- お口がポカーンと開いている癖
- 指しゃぶりをする癖
- 爪を噛む癖
- 下唇を巻き込む癖
など、日頃は意識していなくても『癖』となってしまっているものが、歯並びにとって悪い影響を与えている場合があります。
舌の圧力が継続的に歯にかかっている場合も、唇の筋肉のつき方も、お口周りの筋肉の使い方でも、歯並びに影響が出ます。
矯正治療中に、その悪習癖が続いていると歯が動きにくい、本来の効果を発揮しにくくなる可能性が高くなります。ですので、悪習癖も一緒に改善をしていくトレーニングを行います。
健康的な生活を心がける
歯が移動してくメカニズムでは、少しずつ歯を支えている顎の骨に負荷をかけ、破壊と再生を繰り返しながら歯が動いていきます。そうなると、新陳代謝が優れているとより矯正治療の効果が高まります。
規則正しい生活や、運動習慣を身につける、食生活やお口の中の清潔を意識するなど、全身の健康状態を良くすることも、矯正治療の効果を高める方法です。
まとめ
いかがでしたか?矯正期間中は、早く終わってほしいという気持ちがとても大きくなりますよね。歯並びの悪さが複雑な場合には、どうしても期間がかかってしまうことは仕方がないこともあります。
ですが、カウンセリングの際にどのくらいの期間で矯正治療が出来るのかを相談する事が可能です。いつまでに矯正治療を終わらせたいなどのご希望や、イベントに向けてお口元をキレイにしたいなど、ご相談いただく事が可能ですので、まずはご相談いただければと思います。