投稿日:2023.9.23
食べ物が歯に詰まって気になる!歯列矯正をすれば治せる?
こんにちは。福岡市博多区にある博多矯正歯科です。
皆様の中に「歯の間に食べ物や食べかすが詰まって気になる」という方はいらっしゃいませんか?
歯の間に隙間があると、お食事をした時に食べ物が詰まってしまいがちですよね。
特に、誰かと食事をしている時には「何か挟まっているのでは」と口元が気になってしまい、会話に集中できないこともあるのではないでしょうか。
今回は歯に食べ物が詰まる原因や、歯列矯正で改善できるのかについてお話ししていきます。
目次
なぜ食べ物が歯に詰まってしまうの?
そもそもなぜ歯の間に食べ物が詰まってしまうのでしょうか。主な理由は、歯と歯の間に何らかの原因で隙間が空いているからです。
隙間がなければ詰まることはあまりありませんが、間があいているとどうしても詰まりやすくなってしまいます。
隙間が生じる原因としては、次のようなものが考えられます。
①歯並びや噛み合わせが悪い
歯並びの乱れや歯と歯の間に隙間があったり、すきっ歯だったりすると、その部分に食べ物が詰まりやすくなります。
また噛み合わせに問題がある場合も同様です。隣の歯と段差があると、噛んだ時に食べ物が押し込まれてしまうことがあります。
②虫歯がある
虫歯菌が出す酸により歯が溶かされ、やがて穴が空いてしまうのが虫歯です。進行すると穴が大きくなり、さらに食べ物が詰まりやすくなります。
③歯周病にかかっている
歯周病とは、歯周病菌が原因となって歯ぐきに炎症を起こしたり、歯を支えている歯槽骨が溶かされたりする病気です。
歯ぐきが痩せて下がり、歯と歯の間に隙間が生じます。
歯がしっかり支えられなくなるほど骨がなくなると、歯が動いて隙間ができることもあります。
④詰め物・被せ物が劣化している
治療した時にはピッタリと合わせて作られた詰め物や被せ物も、使っているうちに欠けたり段差ができたりと合わなくなっていきます。
お口の中は熱いものや冷たいもの、噛んだ時の力が加わるなど、とても過酷な環境にあるため、徐々に劣化してしまうのです。もし食べ物が詰まりやすくなったと感じたら、早めに歯科医院で診てもらってくださいね。
⑤歯磨きの力が強い
歯を磨く時にゴシゴシと力を入れてしまう方は要注意です。強い力で磨いていると、歯が削れたり歯ぐきが下がる原因となります。
⑥歯ぎしりや食いしばりをしている
歯ぎしりや食いしばりなどがあると、部分的に歯に強い力が加わり、歯ぐきが下がってしまうことがあります。また、歯が動いて隙間ができてしまうこともあります。
⑦加齢
誰でも歳を重ねると、歯ぐきが痩せていきます。それに伴い隙間が生じ、物が詰まりやすくなってしまうのです。
上記のように、歯の間に隙間ができる原因は色々あります。心当たりのあるものはありましたか?
隙間がなかったとしても、歯と歯の接触している部分が緩い場合は、ほうれん草などの繊維質の食べ物が詰まりやすいケースも考えられます。
歯列矯正で歯に物が詰まりやすい症状は改善できる?
結論からお伝えすると、歯列矯正をすることにより症状を改善することは可能です。
ただし、歯並びや噛み合わせが原因である場合に限ります。
もし他の原因で生じているなら、その原因にあった対処をする必要があるからです。
歯列矯正の種類
歯列矯正は用いる装置や方法により、主に3つの種類に分けられます。
表側矯正
ブラケットと呼ばれる装置とワイヤーを用いる方法です。歯の表側に固定式の装置をつけるため目立ちますが、様々な歯並びに適応できるというメリットもあります。
裏側矯正(舌側矯正)
固定式の装置を歯の裏側に装着して行う方法です。できるだけ装置を目立たせたくない方に向いています。
マウスピース型矯正
少しずつ歯を動かした状態を想定し、透明のマウスピース型装置をいくつも作製します。それを順番に装着することで、歯を動かす方法です。
透明で目立たず、取り外しができて食事や歯磨きに支障がないというメリットがありますが、自己管理が重要になります。
歯列矯正はどの方法を選択するかによりメリット・デメリットが異なります。歯科医院のカウンセリングなどを利用し、特徴をしっかり把握してから決められると良いでしょう。
歯に食べ物が詰まらないようにするには?
物が詰まりやすい状態を改善するためには、原因に合った対処をすることが必要です。
この項では、原因別に対処法をご紹介していきます。
①歯並びや噛み合わせが原因
→歯列矯正をする
歯並びが悪く歯の隙間や凸凹しいてる間に食べ物が詰まりやすい場合は、歯並びや噛み合わせを整えることで、改善が見込めます。同時に歯磨きもしやすくなるため、虫歯や歯周病のリスクも下げられるでしょう。
②虫歯が原因
→虫歯を治療をする
虫歯が大きくなると穴が開いたり段差ができたりして物が詰まりやすくなります。
虫歯は放置しても治りませんので大きくなる前に早めに治療をしましょう。
③歯周病が原因
→歯周病の治療をする
歯周病が悪化し歯茎が下がるとブラックトライアングルができてしまいます。
日頃から予防することが大切ですが、もしなってしまった場合は、それ以上進行しないように早いうちに歯科医院で治療を受けましょう。
④劣化した補綴物(ほてつぶつ)が原因
→詰め物や被せ物を新しくする
劣化した補綴物や現在の口腔内に合っていない補綴物の場合物が詰まりやすくなることがあります。
現在のお口の状態に合った物に作り直すことで、改善されることもあります。
⑤歯磨きの仕方が原因
→正しい歯磨きを身につける
ブラッシングの圧が強すぎると歯茎が下がり、歯周病と同じようにブラックトライアングルができてしまいます。
正しく磨くことは、意外と難しいもの。歯ブラシの選び方や磨き方を、歯科医院で教わりましょう。
⑥歯ぎしりや食いしばりが原因
→歯ぎしりなどの対策をする
歯ぎしりや食いしばりも歯肉退縮の原因です。
就寝中に装着するマウスピースを作製したり、噛み合わせの調整をしたりすることで緩和される可能性があります。
⑦加齢が原因
→自然な変化のため、基本的には治療は行わずセルフケアで詰まった食べ物を除去していくことになります。
少しでも進行を防ぐために、日ごろの口腔ケアが非常に大切です。
食べ物が詰まりやすいままにしているとどうなる?
「歯に食べ物がよく詰まって気になる」という方は、恐らくこまめに歯磨きをしたり、糸ようじや歯間ブラシを使ったりされていると思います。
しかし中には、特に気にしていない方もいらっしゃるかもしれません。
もし食べ物が詰まったままにしていた場合は、どうなるのでしょうか。
詰まった食べ物はお口の中にいる細菌の栄養源となり、虫歯菌や歯周病菌を増やすことに繋がります。そして、次のようなトラブルを引き起こします。
・虫歯
そのまま放置すると、さらに虫歯が進行して穴が大きくなったり、強い痛みが生じることもあります。
最悪の場合は、歯を残すことができず抜歯となることも。
・歯周病
歯周病で痩せてしまった歯ぐきや骨は、元に戻すことはできません。治療をせずに歯周病が治ることはなく、対応が遅くなればなるほど病状はさらに悪化してしまいます。
・口臭
歯の間に詰まったままの食べ物は腐敗し、細菌が増殖する原因にもなります。その結果、口臭の発生に繋がってしまうのです。
このように、食べ物が詰まりやすい状態を放置することは危険です。できるだけ早いうちに対策するように心がけましょう。
歯並びと食べ物が詰まる症状が気になる方はご相談ください
今回は、歯に食べ物が詰まる原因や歯列矯正についてお話しました。
歯の間に物が詰まる原因はたくさんありますが、歯並びや噛み合わせが原因であれば矯正治療をすることで改善できるかもしれません。
博多矯正歯科では、歯並びを整えたい方や矯正治療をお考えの方に向けてカウンセリングを実施しております。
「歯並びが悪くて、食べ物が詰まるのも気になっている」「私の歯に物が詰まる症状は、矯正治療で改善できるの?」などお悩みの方は、ぜひ気軽にご相談ください。
博多矯正歯科ってどんなところ?
★博多駅直結!KITTE博多8階★
・裏側矯正専門医 グループ院累計症例数2万件
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また、矯正装置の種類も豊富で外科矯正も対応しておりますので、幅広い症例の治療が可能です。
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