投稿日:2023.10.18
マウスピースにも歯石はつくの?
こんにちは!福岡市博多区にある博多矯正歯科KITTE博多院です。
今回はマウスピースの管理方法についてお話します。
まず、マウスピースにも歯石はつくのかですが・・・・結論、歯石はつきます!!!
歯石は歯だけではなく、マウスピースにもつくことがあります。そこでお手入れや管理方法が重要になってきますので、最後までご覧ください。
目次
歯石ができる仕組み
そもそも歯石とは、唾液に含まれるカルシウムと磨き残しのプラークが結合してできます。逆に言うと、その2つの要因を取り除けば、歯石が着くのを防ぐことができます。
唾液をなくすことは不可能なので、いかに磨き残しや歯の汚れを防げるかがポイントです!
また、体質によっては歯石ができやすい人もいます。先程述べた唾液の中のカルシウムが多い人は歯石ができやすいと言えるでしょう。
装着時の注意点
着けたまま飲食しない。
マウスピース装着時の飲食は絶対やめてください!汚れの原因になるだけでなく、虫歯の原因にもなります。
よく飲み物だけならめんどうだし・・とつけたまま飲んでいる人もいらっしゃいますが、それが歯石の原因にもなります!
マウスピースをつけていても、歯とマウスピースの隙間に液体は少なからず入ってしまいまい、長時間歯が飲み物につかっているのと同じ状態になります。さらに密閉されていることで菌も繁殖しやすく、虫歯や歯石の原因になってしまうのです。
お茶等の糖分を含まないものでも外して飲み、せめてお口をゆすぐくらいはしましょう!
装着時にタバコは吸わない
タバコのやにも汚れの原因になりますので、絶対につけたまま吸わないでください。紙タバコだけでなく、電子タバコもNGです。
また、熱で変形する可能性もありますので、変形防止の為にも外してからの喫煙をお願いします。
マウスピースのお手入れ方法
外した時は必ず軽く洗う。
飲食をするときなどに、マウスピースを外した際は必ずお水でマウスピースを洗浄しましょう!
唾液が付着したままだと唾液の中の成分に歯石ができるものが含まれていて、マウスピースに歯石が着く原因になります。
時間がある時は歯ブラシで軽く磨いたり、中性洗剤などをつけて磨くとよりキレイに保てます。
1日1回は洗浄液で洗浄する。
必ず1日に1回はマウスピース専用の洗浄液で洗浄しましょう!おすすめは朝起きて朝ごはんを食べているときがオススメです。
理由としては、寝ている間に菌が繁殖しやすいので、寝る前よりは朝の方が効果的です。
洗浄液は粉末タイプや錠剤タイプ、液体タイプなど様々ありますので、お好きな物をお使いください。
歯磨きをきちんとする。
歯に歯石がついていると、もちろんマウスピースにも付着します。マウスピースだけでなく歯も綺麗に保ちましょう!
歯石はできやすい人、出来にくい人と唾液の成分によって分かれます。
できやすい人やできやすい箇所は念入りに歯磨きをしておいてください。
以上が、マウスピースに歯石がつくのを防ぐ方法です。
毎日お口に入れるものなので、清潔に保ちたいですよね。また歯石がつくとフィットも悪くなり歯の動きにも影響がでるかもしれません。
めんどうに感じることもあるかと思いますが、日頃の積み重ねが歯石となりますので、お手入れや管理も気を抜かずに頑張りましょう!!
※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。