投稿日:2023.11.25
歯並びは便秘の原因になるの?
こんにちは!福岡市博多区にある博多矯正歯科KITTE博多院です。
今回は歯並びと便秘の関係性についてご説明いたします。
歯並びと便秘
まず、歯並びが悪いということは嚙み合わせも悪い場合が多いです。
自分では長年その歯並びで過ごしているので嚙みにくい・食事がしづらいなどの不調を感じる人は少ないかもしれません。
しかし、綺麗な歯並び・嚙み合わせの人よりも確実に咀嚼はしづらいはずですので、よく噛んで食べているつもりでも、噛めていないということが考えられます。
そうなると便秘の原因になると言えるでしょう。
実際、私がカウンセリングに入って嚙み合わせが悪く、明らかに咀嚼しにくい(できない)だろうという人に嚙みにくいと思う事はありますか?と質問すると
『ずっとこれなので分からないです・・・』と言われることがほとんどです。
矯正のカウンセリングに来られる方は見た目の改善を目的とする人がほとんどで、自分が嚙み合わせが悪いと自覚している人はごくわずかです。
このことから、咬合不良はご自身では気付きにくいと思われます。
では、どうなっていたら嚙み合わせが悪いのか。チェックしてみましょう!!
噛み合わせチェック
開口(オープンバイト)
上下の歯を噛んだ状態で、正面から鏡を見ます。
いーっと唇だけを開いたときに前歯は隙間なくしっかり噛めていますか?奥歯だけが当たっている人はこの開口と言われるものに当てはまります。
症状としては、麺類がすすりにくい・食べにくい、空気が漏れて発音しづらいなどがあげられます。
開口の患者様の特徴として舌癖がある方が多いので、放置するとさらにひどくなる可能性があります。お早めに矯正歯科へご相談ください。
過蓋咬合(ディープバイト)
先程と同じように鏡の前でいーっとしたときに、下の前歯はどのくらいみえていますか?
上の前歯が重なってほとんど見えない人・2/3以上重なっている人は過蓋咬合の可能性があります。
過蓋咬合の場合、開口と同じで奥歯でしかうまく噛めないので噛みちぎるときに顎をずらして前歯で噛むことになります。
また年齢を重ねて、奥歯が抜けたりして使えなくなった時に前歯で噛めないので咀嚼ができなくなります。
ガミースマイルの原因にもなりますので、こちらも矯正歯科にご相談下さい。
2級咬合・3級咬合
分かりやすい不正咬合としては開口・過蓋咬合この2つが挙げられますが、出っ歯・受け口なども奥歯のかみ合わせがズレている場合がほとんどなので、上手く噛めていない状態です。
チェック方法としては、嚙んだ時に奥歯の方が下の歯の真上に上の歯がある場合は不正咬合に当てはまります。
本来、上の歯は下の歯2本に当たっているのが正常です。上の図の左から順に正常→3級咬合→2級咬合となります。3級は受け口、2級は出っ歯の人に多い噛み合わせです。
奥歯の方なので判断がかなり難しいかと思います。ここまでくると歯科での判断が必要になりますので、一度カウンセリングへお越しください!
まとめ
噛み合わせは一見歯並びは綺麗そうな人でも悪い場合があります。見た目が気になる人だけが矯正をすればいいというわけではありませんので、歯への意識を高めて意識してみてください。
かかりつけの一般歯科でも教えてもらえると思いますので、気になる方は定期健診の際に聞いてみてくださいね!
博多矯正歯科では見た目だけでなく嚙み合わせを重視した治療を行っています。
見た目だけの矯正治療は逆に歯への負担を増やしてしまうことにもなりかねませんので、長い目で見てきちんとした矯正治療を受けられることをお勧めします。
カウンセリングも随時受け付けておりますので、ぜひお越しください!