投稿日:2024.2.9
矯正期間を短くするための秘訣!!ルールを守って短縮させよう!
こんにちは!博多矯正歯科です。
今回は『矯正期間短くするための秘訣!!』についてお話しさせて頂こうと思います。
矯正治療はだいたい1年半〜3年と歯並びや噛み合わせによって期間は異なりますが、すぐに終わるものではありません。
結婚式や成人式など、大きなイベントがあり早く終わらせたい人もたくさんいらっしゃると思います。せっかくイベントを綺麗な歯並びで迎えるために、どのようにすればなるべく早く終えることができるかいくつかのポイントをお伝えします。
目次
ルールを守る~マウスピース矯正ver~
まず、抜歯があるかないかによって治療期間は変わってきます。もちろん、そこまで歯の凹凸が少なく抜歯が必要でない方のほうが早く終わる傾向にあります。抜歯が必要でなければ、ワイヤー矯正だけでなく、マウスピース矯正も選択肢の1つとして考えることができます。そこでポイントになってくることが、決められたルールをしっかり守ることです!
マウスピース矯正にはいくつか守っていただきたいルールがあるのでご説明します。
20時間以上マウスピースを装着すること
使用時間が守れないと、マウスピースがしっかりはまらなくなることで、歯の動きが遅くなります。
特にマウスピース矯正は外出先での管理が難しく、1日つけないという日が多々ある方も多いです。
そういった場合は使用日数を1日伸ばすようにお願いしております。
その点でも使えない日が多い人は治療が長引いてしまいます。
さらにあまりにも使用時間が短い日が多いと、マウスピースが浮いてきてきちんとはまらなくなってしまいます・・・
そうなると再作成をしなければいけないので時間と費用がさらにかかってしまうことになります。
マウスピース矯正をしている方は、ご自身で使用時間や使用方法をしっかり守る!ということが治療期間に大きく関わってきます。
取り外しの方法を守ること
間違った外し方をするとマウスピースは割れやすく、割れたマウスピースの使用を続けることで、歯は正しく動いてくれません。丁寧に扱う事が大切です。
万が一壊れてしまった場合は、すぐに作り直しをしなければなりませんので、病院へご連絡をお願いいたします。
場合によっては、新しい装置が届くまでの保定装置代+新しい装置代の2つの費用がかかる場合がございます。
マウスピースはプラスチック製で壊れやすいので大事に扱いましょう!
保管方法やお手入れ方法は初めてマウスピースをお渡しするときにご説明しておりますので、ご不明点があればお問い合わせください。
チューイをしっかり噛む
マウスピース矯正の必需品としてチューイがあります。ゴム製の製品でマウスピース装着時に噛んでフィットをよくする効果があります。
使い方は簡単です!
- マウスピースをはめる
- チューイをまんべんなく全箇所で数回ずつしっかり噛む
この2つです。
歯と歯の隙間にしっかりマウスピースが入り込むことで歯を動かす効果が高まります。
チューイもケースにいれて持ち歩きましょう。
アタッチメントが外れたらすぐ付け直す
マウスピース矯正の場合歯にアタッチメントと呼ばれる突起物がついています。
これがついていることによって歯を動かしているので万が一、外れた場合はすぐに付け直す必要があります。
すぐに病院へご連絡をしていただき、付け直しをしてもらいましょう!
中には1か所くらい大丈夫!と連絡をしない人もいますが、そこだけ歯の動きが悪くなりマウスピースが浮く原因にもなりますので、自己判断はしないように注意しましょう。
この4点を守って頂けたらスムーズに治療は進むと思います!
虫歯に気を付ける
そして、マウスピースにもワイヤーにも、どちらの矯正法にも共通して言えることがあり、それは虫歯を作らないと言う事です。
装着がついていることで、通常より歯磨きはかなり難しくなり汚れが溜まりやすい状態です。
タフトブラシと呼ばれる、先端が小さい歯ブラシや歯間ブラシを使って装置の周りを磨いてもらう必要があります。汚れが溜まることで歯周病になってしまい、歯の動きが遅くなったり、歯と歯の間に歯石ができてしまうと、歯が動かないので、もちろん治療も進みません。
そのため、患者様にはしっかりお口の中を綺麗に保ってもらうことが早く治療を終わらせることに繋がります。
万が一、虫歯ができてしまい装置を外さなければ治療ができない場合はその期間治療が中断し、さらに後戻りするリスクもありますので治療のやり直しになる可能性も十分ございます。
せっかく並んできた歯がずれてくることもありますので、虫歯にならないことが大切です!
装置が外れたらすぐ連絡する
ワイヤー矯正では、もう1つ治療を早く終わらせる秘訣があります。
それは、装置が外れたり、ワイヤーが折れたりしたらすぐに来院することです!
装置が外れている間は、治療が止まるどころかせっかく動いた歯が後戻りしてしまいます。
調整にはだいたい1ヶ月に1度来院してもらいますが、外れた装着は急患でお電話いただけたらすぐに対応させていただきます。外れたところだけ付け直す形になるので時間も30分前後で終わるので、何が問題があるときは早めに来院するようにしてください!そして、固いものを極力食べないようにするのもポイントです。
お煎餅やりんご、スルメイカなど前歯で噛み切るような食べ物は、装置が外れてしまう原因になるので食べないようにするか、小さく切ってから食べるようにしましょう!
よく寝て健康的な食事を心がける
歯は寝ている間によく動くと言われています。
睡眠時間が短い人は早く寝ることを心がけましょう!
0時までには就寝しておくのがオススメです。
また、矯正治療は歯の周りの組織の破壊と再生を繰り返します。その機能をUPさせるためにも質の良い食事が大切です。
栄養バランスを考えてカルシウムなどを効率よく摂取しましょう!
さらに矯正中は装置がついて食事しづらくなることも多々あります。
食べやすい同じものばかり食べているという方も多いのではないでしょうか。そうすると普段よりも栄養が不足しがちになります。
無理のない範囲で栄養バランスにも注意してみてください。
JET system
そして、矯正期間を早める矯正法が少し条件は限られてしまいますがあります!
通常1年半〜3年ほどかかるとはじめにお話ししたと思いますがJET systemという方法では、治療期間を半分近く減らすことができます。対象年齢が限られており、10代〜20代前半が対象で抜歯症例に限ります。条件があるので、みなさまが適応になるわけではありませんがそういった矯正方法もあるので1度ご相談して頂けたらと思います!
当院でも実際に予定よりかなり早く歯が動いている患者様もいて実績もございます。
年齢や表側の装置限定など様々な条件がございます。すべての人にご案内できるわけではありませんのでご了承お願い致します。
いくつか矯正治療中のポイントや、治療法をご説明しましたがいかがでしたか?
現在矯正治療中の方やこれから矯正を検討している方にも参考になれば幸いです。
矯正治療には全てに共通して患者様の協力が必要になってきます。治療をはやく終わらせるために、一緒に頑張りましょう!
当院では無料カウンセリングも行っております。
その際に装置のことや矯正治療に関してのご質問は何でもお答えできます。
まずはお気軽にカウンセリングからお越しください!