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投稿日:2024.7.13

マウスピース矯正を長引かせないための7つのポイント

こんにちは。博多矯正歯科KITTE博多院です。
いつも当医院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

「マウスピース矯正ってどのくらいで終わるの?」
「治療期間を長引かせないためには?」

 

このような疑問はありませんか?

 

マウスピース矯正の治療期間は、歯並びの状態や年齢、装着時間などによって個人差があるものです。しかし、いくつかのポイントを押さえることで、治療期間を長引かせずに済む可能性が高まります。
この記事では、マウスピース矯正の治療期間を左右する5つの要因、治療期間が長引いてしまうケース、治療期間を長引かせない7つのポイントについて解説します。

マウスピース型矯正の目安治療期間

マウスピース矯正

マウスピース型矯正は、どのくらいで歯並びがキレイになるのか気になりますよね。歯並びの状態によって変動しますが、一般的に以下が目安期間になります。

 

  • 部分矯正:数ヶ月~1年
  • 全体矯正:1~3年

 

ワイヤー矯正とマウスピース型矯正はどちらが早いのかよく質問をいただきますが、どちらも治療期間に大きな差はありません。ご紹介した期間はあくまでも目安です。治療期間について詳しく知りたい方は、歯科医師に相談し、精密検査を受けましょう。

治療期間を左右する5つの要因

マウスピース矯正の治療期間は、患者さま一人ひとり異なります。ここでは、マウスピース型矯正の治療期間を左右する5つの要因を紹介します。

部分矯正か全体矯正か

マウスピース矯正には、大きく分けて2つの種類があります。1つ目は、前歯など気になる部分だけをピンポイントで治す「部分矯正」。2つ目は、奥歯を含めた歯並び全体を改善する「全体矯正」です。
部分矯正は前歯だけに限定されているため、治療期間が短い傾向にあります。一方、全体矯正は、歯並び全体を改善できるため、治療期間が長くなる傾向にあります。

歯並びの状態

歯並びの状態によって治療期間が大きく異なります。たとえば、重度の症例で抜歯が必要になるようなケースでは、歯を動かす範囲が大きくなるため、治療期間が長くなります。軽度な歯並びであれば、比較的短い期間で治療が完了することも多いです。

年齢

一般的に若い方の方が歯が動きやすいため、治療期間が短くなる傾向にあります。しかし、歯列矯正に年齢制限はありません。年齢を重ねてもマウスピース型矯正で歯並びを改善することは可能です。

マウスピースの装着時間

マウスピース型矯正では、1日20時間以上のマウスピースを装着する必要があります。装着時間が短くなると歯の動きが遅くなり、治療期間が長引く可能性があります。

虫歯・歯周病の有無

虫歯や歯周病があると、矯正治療を中断しなければならないことがあります。また、歯周病は歯を支える骨を溶かす病気であるため、歯が動きにくくなり、治療期間が長引く原因に。矯正中は毎日の歯磨きやフロス、定期的なクリーニングで口腔内を清潔に保ち、虫歯や歯周病を予防することが大切です。

治療期間が長引く6つのケース

マウスピース

ここでは、マウスピース型矯正の治療期間が長引く7つのケースについて紹介します。

マウスピースの装着時間が不足しているケース

マウスピースは、1日20時間以上の装着が理想とされています。マウスピースの装着時間が確保できない場合は、動きが遅くなり、治療期間が長引く可能性があります。
食事や歯磨き以外の時間以外は装着するように心がけることが大切です。もし、どうしても装着時間が確保できない場合は、歯科医師に相談しましょう。

抜歯が必要なケース

歯列矯正では、歯を動かすスペースを確保するために抜歯が必要になることがあります。抜歯を行うと歯を大きく動かす必要があるため、自然に治療期間が長くなります。

定期的な通院を怠るケース

マウスピース矯正は、定期的な通院が必要です。通院間隔は、歯の動き具合や治療の進捗状況によって異なりますが、通常は4〜8週間に1回程度です。
定期的な通院を怠ると順調に進んでいるか確認できず、適切なタイミングでマウスピースを交換できないため、治療期間が長引く可能性があります。

歯の動きが悪いケース

歯の動きには個人差があります。歯の根っこの形や骨の状態などによって歯の動きが影響を受けることがあり、予想以上に歯の動きが悪かったというケースも珍しくありません。この場合は、治療計画の見直しが必要になることがあります。

マウスピースを紛失・破損したケース

マウスピースを紛失したり破損したりすると、新しいマウスピースを作成しなければなりません。特に海外で作成するマウスピース型矯正ブランドは、届くまでに1ヶ月程度かかることも。治療が遅れる原因になるため紛失・破損には注意が必要です。
当院でのマウスピース矯正は法人で作成している独自のマウスピースのため、マウスピース1枚程度であれば当日のお渡しも可能です。

矯正中に虫歯・歯周病が進行したケース

マウスピース型矯正は食後歯磨きしてから再装着しなければならないため、面倒になってつい口腔内のケアを疎かにしてしまう方もいるかもしれません。
しかし、虫歯や歯周病が悪化すると、矯正治療を中断して虫歯・歯周病治療を優先することがあります。そうなると期間は延びてしまう可能性があります。マウスピース型矯正中はいつも以上に口腔ケアに気を配ることが大切です。

治療期間を長引かせないためのポイント7つ

 

チューイ

治療期間が長引いてしまうとモチベーションが下がってしまうことも。ここでは、マウスピース型矯正の治療期間を長引かせないポイントを7つ紹介します。

装着時間をしっかりと確保する

マウスピース型矯正が成功するかどうかは、マウスピースを1日20時間以上装着できるかにかかっています。食事や歯磨きの時以外は、常にマウスピースを装着するように心がけましょう。

口腔内を清潔に保つ

虫歯や歯周病はマウスピース型矯正の妨げになるだけでなく、治療を中断させてしまう可能性もあります。
毎食後の歯磨きはもちろん、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯と歯の間の汚れも丁寧に落としましょう。

マウスピースを紛失・破損しないように工夫をする

マウスピースを紛失したり、破損したりすると、新しいマウスピースの作成に時間がかかり、治療が遅れてしまいます。
外出する際は予備のマウスピースも準備をしておく、外した際は必ずケースに入れるなど、紛失・破損を防ぐ工夫をしましょう。

歯科医師の指示に従う

マウスピース矯正は、歯科医師の指示に従って行うことが大切です。装着方法や交換時期、通院頻度など、指示されたことを守ることで、スムーズに治療が進みます。疑問や不安があれば、遠慮なく歯科医師に相談しましょう。

チューイーをしっかり噛む

マウスピースと歯の間に隙間があると、歯が動きにくくなってしまいます。「チューイー」と呼ばれる器具をしっかりと噛んで、マウスピースと歯を密着させることが重要です。

禁煙する

喫煙者の方は、禁煙を目指しましょう。喫煙は血管を収縮させ血行不良を引き起こすため、歯の動きを妨げてしまいます。また、歯周病のリスクも高まるため、矯正中は禁煙することをおすすめします。
どうしても難しい場合は、本数を減らすなど、できる範囲で喫煙を控えるようにしましょう。

リテーナーを装着する

マウスピース型矯正が完了しても油断は禁物です。その後は「保定期間」に移行し、歯並びが安定するまでにリテーナーを装着します。リテーナーを装着しないと、せっかく整えた歯並びが戻ってしまう可能性があります。
保定期間は、一般的に矯正期間と同じくらいの期間が必要です。歯科医師の指示に従ってリテーナーを装着しましょう。

まとめ

治療期間は、歯並びの状態や年齢、マウスピースの装着時間などによって個人差がありますが、ポイントを押さえることでスムーズに進められます。
1日20時間以上の装着を心掛け、口腔内を清潔に保ち、歯科医師の指示に従って定期的な通院やチューイーの使用を徹底しましょう。
当院では、マウスピース型矯正に関する相談を受け付けております。

「自分の歯並びはどれくらいの期間で治るんだろう?」
「マウスピース矯正って実際どうなの?」
そんな疑問や不安をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。

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