投稿日:2022.11.23
出っ歯の矯正はいくらかかるの?
出っ歯とよく言葉を聞くと思いますが、出っ歯とは上の前歯全体が下の歯よりも突出している歯並びを差し、歯科医療では前突または上顎前突(じょうがくぜんとつ)などと呼ばれています。
目次
出っ歯の基準
上の前歯は下の前歯に比べて数ミリ前に出ていることが多く3m程度の前突であれば出っ歯とは言われません。しかし、4mm以上前歯が前に出ている場合は基本的に出っ歯(前突・上顎前突)と診断されます。
歯科医療で上顎前突と言われた場合、矯正で改善される可能性ももちろんございますが、
原因としては大きく分けて2つございます。
一つ目は、骨格的な問題が原因の場合
二つ目は、歯並びが原因の場合
重度の上顎前突の場合は骨格的な問題が強い可能性があり、外科手術が必要と判断される場合があります。患者様の歯や骨格など精密的な検査をおこなった上で判断させて頂いておりますが、その度合いにより料金は大きく変わって参ります。
骨格的な問題があり、矯正とは別に外科手術(サージェリーファースト)が必要と判断された場合、外科手術を先に行いその後歯列矯正を行います。
ただし外科手術を伴う為難易度は極めて高く、矯正歯科であっても提携の大学病院等の口腔外科との連携がなければ扱えない矯正方法です。
外科手術(サージェリーファースト)を当院で希望する場合の料金
矯正装置にもよりますが、
裏側矯正全体(リンガル) ¥1,500,000(税抜)
上記装置代にプラスして当院の提携させて頂いている関東の口腔外科での検査・診断費用、外科手術費用、交通費、宿泊費等も別でかかりますので最低でも
¥2,500,000(税抜)以上かかる可能性がございます。
(※矯正装置・外科手術内容等にもよります)
矯正治療で対応できる上顎前突(出っ歯)が軽度の場合
前歯部にのみまたは、全体の歯と歯の間にすき間をつくることにより歯を動かすスペースが十分確保できれば、矯正治療のみで改善に近づく可能性がございます。歯の状態・前突の仕方によっても診断内容は変わって参りますが、軽度の場合、部分矯正・表側矯正・裏側矯正・マウスピース矯正など精密検査の結果に応じてご提案することができます。
マウスピース矯正 ¥ 900,000(税抜)
表側矯正全体(ラビアル) ¥1,050,000(税抜)
裏側矯正全体(リンガル) ¥1,250,000(税抜)
上記の金額で矯正治療が可能です。
矯正治療で対応できる上顎前突(出っ歯)が中度の場合
抜歯や咬み合わせの治療が必要と判断された際は、部分矯正・マウスピース矯正を行う事が難しくなる(抜歯が必要な場合はマウスピース不可)ため、当院で出来る矯正方法は、表側矯正全体もしくは裏側矯正全体となります。その場合の料金は
裏側矯正全体(リンガル) ¥1,250,000(税抜)
表側矯正全体(ラビアル) ¥1,050,000(税抜)
ある程度まとまったスペースが必要と判断された場合、抜歯を行う事で前歯を後ろに動かすことや傾斜をなくすことで上顎前突が改善に近づくこともございます。また、咬み合わせが改善されなければ、後戻りのリスクも高くなるため咬み合わせ改善も並行して行う事が大切になっていきます。
〇矯正治療費以外にかかる料金について●~博多矯正歯科KITTE博多院の場合~
相談料 無料
精密検査・診断料 ¥35,000(税抜)
メンテナンス料 ¥ 5,000(税抜)矯正治療終了後4回ご案内しております。
PMTC ¥10,000(税抜) ご希望の場合のみ
他院様で行って頂く可能性のある費用
一般治療費(虫歯治療など)親知らずまたは矯正抜歯料金(医院様によって異なります)
博多矯正歯科では毎月の調整料がないことがポイントです!
何年も続く治療なので調整料だけでも総額が大きくなってしまいます。
このように、上顎前突(出っ歯)の度合いにより矯正治療内容や矯正治療費は大きく変わって参ります。まずはカウンセリングと精密検査を行い、自分に合った治療計画と正式な治療費用を確認してみてください。そして、後悔のない歯科矯正を行っていきましょう。