投稿日:2023.11.13
放置して大丈夫 !? 矯正装置が外れた時にするべきこととは
こんにちは!福岡市博多区にある博多矯正歯科KITTE博多院です。
今回は矯正装置が外れた時の対処法をご紹介いたします!
目次
ワイヤー矯正の場合
ワイヤー矯正の場合は歯についているブラケットと言われる装置が外れることがあります。これが外れてしまうと、その部分だけ歯が動かないので余計歯並びが悪くなってしまいます。
ブラケットが外れただけだとワイヤーにぶら下がっているため、気づかないことや違和感も少なく放置してしまう方もいらっしゃいますが、気づいたらすぐお電話ください!
他にも、パワーチェーンと言われるゴムやブラケットに通しているワイヤー、ボタンなど色々な装置がお口の中には着いていますので、少しでも違和感を感じた際は、ご相談ください。
放置する時間が長ければ長いほどは歯並びに影響が出てしまいます・・・
外れてもいい装置は1つもありませんので、早く矯正を終わらせるためにもご協力お願い致します。
マウスピース矯正の場合
マウスピース矯正の場合はアタッチメントと言われる歯に着ける突起のようなものが外れることがあります。
これが外れてもマウスピース自体ははまるのですが、アタッチメントがないとうまく歯が動いてくれません。外れた部分の歯の動きに遅れが出ると、マウスピースが浮いてくる原因になりますので、こちらも気づいたらすぐにご連絡ください。
特にマウスピース矯正の場合、違和感が少ないので気づかなかったり、このくらい大丈夫!と連絡がないまま放置してしまう患者様が多い印象です・・・
小さな突起でそんなに影響がないと思われるかもしれませんが、小さくても大事な装置の一部です!必ずご連絡いただき付け直しに来てください。
この他にゴムかけ用のボタンも着けることがありますが、こちらも付け直しに来ていただきたいです。
装置の外れる原因
そもそもなぜ装置が外れるのか。これが分かれば対策ができると思いますので、ご紹介します!
固い物を食べている
装置は専用の接着剤でつけています。装着後、完全に固まるまで24時間かかると言われています。着けてすぐは特に注意しましょう!
また、時間が経ったらなんでも食べていいのかと言われるとそうではありません。固いせんべいや、ナッツ類・粘着性のあるガム・ハイチュウなどはNGです。
装置を着けてすぐは違和感もあって自然と避ける食品ですが、慣れてくると何でも食べたくなってしまいがちです。慣れてきた頃が一番要注意かもしれません。
凸凹が大きく、装置への負荷が多い
最初、歯並びの凸凹が多いうちは、その分引っ張られる力も大きくなりますので外れやすい状態です。
何も食べてなくても外れた・・・ということがたまにありますが、凸凹がある程度少なくなるまで付け直しにご協力いただきますようお願いいたします。
凸凹(叢生)は3ヵ月~半年あればかなり改善しますのでそれまでの辛抱です。
マウスピースの外し方が雑
マウスピースを外すときは奥歯の内側から外します。このとき必ず両方の奥歯が外れた状態で水平に引っ張ってください。
片方から外すとマウスピースが弛んでアタッチメントに負荷がかかり、外れてしまう事があります。
着脱の際にアタッチメントがよく外れる方は、外し方を改善してみてください!また、片方から外すとマウスピースが変形する原因にもなりますので注意してください。
電動歯ブラシを強く当てている
電動歯ブラシをお使いの方は、歯に軽く押し当てる程度にしておいてください。振動で装置が外れやすくなります。心配な方は、矯正中は普通の歯ブラシの方がオススメなので治療中は変更しても良いかと思います。
歯間ブラシやタフトブラシを使えば磨き残しも軽減できますので、お試しください!
まとめ
他にもいろんな原因で装置が外れることがありますが、なにかあったらすぐにご連絡いただければ対応致しますのでご安心ください!
最初は違和感があって舌や指で触りなくなるかと思いますが、なるべく触らないようにお願いいたします。お困りのことがありましたらお気軽にご相談ください!