投稿日:2025.3.22
歯列矯正中はストレスを感じやすい?原因や矯正中のストレス軽減方法について
「矯正治療中は、大変って聞くけど、実際どうなの?」
「矯正治療を始めたいけど、ストレスでいっぱいになったらどうしよう…」
矯正治療を検討する際、多くの方が抱く不安の一つに「ストレス」があります。
確かに、矯正治療は、歯並びを美しく整え、噛み合わせを改善する素晴らしい治療法ですが、その一方で、治療期間中は何かとストレスを感じやすい側面も持ち合わせています。
今回は、矯正治療中にストレスを感じやすい原因、そしてそのストレスを軽減するための方法について、詳しく解説していきます。
この記事を読むことで、矯正治療に対する不安を少しでも減らし、前向きな気持ちで治療に臨めるようになるでしょう。
目次 [hide]
なぜストレスを感じるの? 矯正治療中のストレスの原因
矯正治療中は、様々な要因が複雑に絡み合い、ストレスを生み出すことがあります。
ここでは、代表的なストレスの原因を5つに分けて詳しく見ていきましょう。
1. 矯正装置の存在
矯正治療を開始すると、まず最初に感じるストレスが、矯正装置の存在によるものです。
これまで何もなかった口の中に、装置が装着されることで、以下のような変化が生じ、ストレスを感じやすくなります。
● 異物感・違和感
矯正装置を装着した直後は、口の中に異物があるような感覚や違和感を感じることがあります。
● 発音のしにくさ
装置が舌に当たったり、口の中の空間が変わったりすることで、発音しにくくなることがあります。
● 食事の制限
硬い食べ物や粘着性のある食べ物が食べにくくなったり、装置に食べ物が挟まりやすくなったりします。
特に、治療直後は、これらの変化に慣れないことが多いでしょう。そのため、強いストレスを感じやすく注意が必要です。
2. 痛みと違和感
矯正治療は、歯を少しずつ動かしていく治療法であるため、歯の移動に伴う痛みや違和感を感じる場合があります。
特に、装置の調整後や歯が大きく動く治療初期は、鈍痛や締め付けられるような感覚が強くなる傾向です。また、装置が歯ぐきに当たって傷ができたり、口内炎ができやすくなったりすることもあり、痛みがストレスに繋がることもあります。
3. 外見の変化
矯正装置が目立つことにより、外見の変化を気にされる方も少なくありません。
「矯正装置が目立って恥ずかしい」「人前で笑いにくい」など、コンプレックスに感じてしまう方もいるでしょう。
4. 治療の長期化
矯正治療は、一般的に1年から3年程度の治療期間を要します。
治療期間が長引くことによる、経済的な負担や、治療の終わりが見えないことへの不安などがストレスに繋がるケースも見られます。また、「なかなか治療結果が出ない」「予定通りに治療が進まない」といった状況に焦りを感じてしまう方もいるでしょう。
5. 口腔ケアの負担
矯正装置を装着していると、装置の周りにも汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
そのため、矯正治療中はいつも以上に丁寧な口腔ケアが必要となり、歯磨きにも時間がかかるようになるのです。
「丁寧に歯を磨かなければならない」という義務感や、「歯磨きが面倒くさい」という気持ちがストレスに繋がることもあります。
ストレスを軽減するには? 具体的な方法を紹介!
矯正治療中のストレスを軽減するためには、どのような方法があるのでしょうか?
ここでは、具体的なストレス軽減方法を10個ご紹介します。
1. 正しい矯正器具の使用
矯正装置の正しい使い方をマスターすることで、装置によるストレスを軽減することができます。
● 定期的な通院と調整
装置の調整を怠ると、歯に余計な負担がかかり、痛みや違和感が強くなる可能性があります。
● 目立ちにくい装置の検討
目立つことへのストレスが大きい場合は、目立ちにくい裏側矯正やマウスピース型矯正装置も検討してみましょう。
● 装置の違和感への対処法
装置による痛みや違和感を感じた場合は、歯科医師に相談しましょう。矯正用ワックスなどの保護材を使用するなど、適切な対処をしてもらえます。
2. 口腔ケアを徹底!
丁寧な口腔ケアは、虫歯や歯周病の予防だけでなく、口臭予防にも繋がり、ストレス軽減に繋がります。
● 正しい歯磨き方法の習得
歯科医師や歯科衛生士から、矯正装置に適した正しい歯磨き方法を指導してもらい、実践しましょう。
● 補助的な清掃用具の活用
歯間ブラシやデンタルフロスなどを活用し、歯ブラシが届きにくい部分の汚れもしっかりと落としましょう。
3. 食事の工夫
食事の際に少し工夫をすることで、装置への負担を軽減し、ストレスを減らすことができます。
● 柔らかい食品の選択
硬い食べ物や、粘着性のある食べ物は避け、柔らかいものを中心に食べましょう。
● 食材を小さくカット
大きな食材は小さくカットして、一口サイズにすることで、噛む負担を減らすことができます。
● よく噛んで食べる
よく噛んで食べることで、消化を助けるだけでなく、顎の筋肉を鍛え、噛み合わせの改善にも繋がります。
4. ストレス発散活動
気分転換を大切にしましょう。
ストレスを溜め込まないためには、適度にストレスを発散することが大切です。
● 趣味やスポーツ
好きなことに熱中することで、ストレスを発散することができます。軽い運動や散歩も効果的です。
● リラックス法の実践
ヨガや瞑想、音楽鑑賞、アロマテラピーなど、リラックスできる方法を見つけて実践してみましょう。
5. コミュニケーションを大切に
周囲のサポートも力になります。
一人で抱え込まず、家族や友人、そして担当の歯科医師に相談することも大切です。
● 家族や友人への相談
自分の気持ちを素直に話すことで、心が軽くなることがあります。
● 担当医への相談
治療中の不安や疑問点は、遠慮なく担当の歯科医師に相談しましょう。
● 矯正治療経験者の話を聞く
実際に矯正治療を経験した方の話を聞くことで、共感を得たり、モチベーションを維持したりすることができます。
6. 経過観察の記録をとっておく
歯並びの変化を記録にとってモチベーションを維持することもすごく大切です。
少しずつ変化し毎日見ているとなかなか変化は実感しにくいものです。
写真などで月1回程度記録をとっていると最初と比較しやすく、変化も実感しやすいです。
悪かったころの歯並びを忘れないためにも、口元の写真を定期的に撮っておくといいでしょう。
当院では、毎月の調整時にお写真で記録をとっておりますので、ご覧になりたい場合はいつでもお申し付けください!
7. 痛みを軽減する
症状に合わせた対策を取ることが大切です。
痛みがある場合は、我慢せずに歯科医師に相談し、適切な処置を受けるようにしましょう。
● アイスパックの使用
痛みがある部分を冷やすことで、炎症を抑え、痛みを和らげることができます。
● 鎮痛剤の服用
痛みが強い場合は、歯科医師に相談の上、鎮痛剤を服用することもできます。
ストレスと上手に向き合って、理想の笑顔へ!
今回は、矯正治療中に起こりやすいストレスとその原因、そして具体的なストレス軽減方法について詳しく解説してきました。
矯正治療は、確かに簡単な道のりではありません。時には、装置の違和感や痛みに悩まされたり、長い治療期間に不安を感じたりすることもあるでしょう。
しかし、どうか忘れないでください。
あなたは、素敵な笑顔を手に入れるために、今、一歩ずつ前進しています。
ストレスと上手に付き合っていくことが、矯正治療を成功させるための大きな鍵となります。一人で抱え込まず、周囲のサポートを借りながら治療を進めることが大切です。
この記事が、矯正治療を検討されている方、そして現在治療中の方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。自信に満ち溢れた、最高の笑顔で毎日を過ごせるように、一緒に頑張っていきましょう!
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