投稿日:2023.9.30
歯科矯正で睡眠時無呼吸症候群が治る?
こんにちは。福岡市博多区にある博多矯正歯科です。
今回は、「睡眠時無呼吸症候群と歯列矯正の関係性」についてのお話です。
寝ている間にいびきをかいている方や、寝ている間に数秒間呼吸が止まってしまっている方、もしくはお近くにそういった症状をお持ちの方にぜひ読んでいただきたいです。
近年、無呼吸症候群の症状が続くと危険だとメディアにも取り上げられるようになり、
自分自身がどのように睡眠できているのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
無呼吸症候群になる原因として歯列不正も1つとして挙げられます。
その場合、歯列矯正で改善できる可能性もあるため、今回この話題に触れて行こうと思いました。
無呼吸症候群の症状や原因、歯列不正が原因だった場合の歯列矯正の治療方法など、細かくご説明していきたいと思います。
無呼吸症候群について
無呼吸症候群の症状
無呼吸症候群の症状として挙げられる代表的な例として、いびきが大きいことや夜中に何度も目を覚ますなどの症状があります。
またあまり知られておりませんが、ふくらはぎが攣りやすいという症状も無呼吸症候群の症例の1つとしてあります。
特にいびきに関しましては寝ている最中になりますので、自覚症状がほぼありません。
ですので、ご家族の方やパートナーの方などに指摘された場合、早めの受診をおすすめいたします。
というのも、頻繁に間が覚めるという事は不眠症にも繋がってしまいますし、寝ている最中に呼吸が止まっているという状態は思っている以上に危険な状態なのです。
また、目が覚めている日常生活においても無呼吸症候群の症状というのは現れます。
ひとつの例として、熟睡できていないため日中に強烈な睡魔に襲われたり、頭痛に悩まされる頻度が増えたりした場合、無呼吸症候群の症状の1つと言ってもいいでしょう。
寝不足の状態で日中過ごしている訳ですので、集中力がなくなったり、最悪の場合、突然意識を失う可能性もあります。
このような症状がある方は、無呼吸症候群と診断される可能性が高いため早めの受診をおすすめいたします。
なぜここまで早期受診を促すかといいますと、酸素が体にめぐりにくくなり低酸素状態になるリスクがあるからです。
そうなることで、体の中の血管が大きく傷つき、炎症が起こります。
そして脳の認知機能にもダメージを与えてしまうのです。
このような症状がある中で日常生活を送っていると、ホルモンの分泌異常や自律神経のバランスが崩れ、体調不良に繋がります。
その結果、高血圧や不整脈、脳卒中になるリスクが高まるのです。
なぜ無呼吸症候群になってしまうのか
無呼吸症候群の原因として挙げられるのがまず肥満です。
食生活の乱れや運動不足により首周りの脂肪が増えることで、喉の通りが悪くなり息がしづらくなります。
ただ体型が太っていないから安全だとは限りません。肥満でない方にも無呼吸症候群になるリスクはあります。
その原因として挙げられるのが顎の劣成長や歯列不正です。
このような方はお口の中の空間が狭く、舌が喉の奥に引っ込んでしまいます。
これにより、喉が舌に圧迫されて空気が通りづらくなり、いびきが出やすくなるのです。
このような例から、肥満体型の方は食生活を見直したり、運動を適度にするよう心がけるように生活することで少しは改善の余地が見受けられます。
歯列不正の方は、是非歯列矯正を考えてはいかがでしょうか。
無呼吸症候群が歯列不正だった場合の歯列矯正について
歯列不正が原因の場合、下顎を前方へ移動させるよう促したり、歯並び自体を拡大する必要がある可能性が高いです。
博多矯正歯科では、ワイヤー矯正とマウスピース矯正を扱っており、ワイヤー矯正に関しましては表側矯正と裏側矯正の2種類ございます。
歯列不正が原因の無呼吸症候群の方で、歯列矯正をお考えの方は、ぜひ博多矯正歯科の無料カウンセリングにてご相談くださいませ。
それでは次回もお楽しみに。