投稿日：2023.10.27

歯科矯正を行なうとダイエットになる？

こんにちは！福岡市博多区にある博多矯正歯科です。
本日は「歯科矯正を行なうとダイエットになる？」というテーマでお話しさせていただきます。

歯列矯正を始めて痩せたという話を聞いたことがある方、いらっしゃるのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、歯列矯正は直接的にダイエットに繋がっているわけではありません。歯列矯正は、ダイエットを目的とした治療ではないためです。
それではなぜ、痩せたと感じる方がたくさんいらっしゃるのでしょうか。今回はその理由についてご紹介していきたいと思います。

歯列矯正中

①食欲の減退

矯正の治療が始まると、歯に装置を装着します。装置を着けることで、歯が少しずつ動き始めるのですが、この歯が動く痛みによって食欲が減るという方も多いようです。
特に装置を初めて着けた際や、ワイヤーやマウスピースを交換した際は、歯槽骨や歯茎のあたりが痛み食事が億劫になることもあります。

ですが、この痛みはずっと続くわけではなく、3～5日で治まる方がほとんどです。
痛みには個人差がありますが、もし食事がとれない程の痛みが1週間～10日間以上続く場合は、痛みの要因が矯正以外にも考えられるため注意が必要です。
歯が動く痛みの他にも、ワイヤー矯正の場合は装置が当たって口内炎ができたり、舌が傷つくことで痛みが出ることもありますが、治療が進み歯並びが整っていくことで口内のトラブルも少なくなっていきます。

②消化しやすい食事が増える

ワイヤー矯正の場合、装置の違和感や痛みでお食事の際にしっかり咀嚼できないことがあります。
また、お食事にも時間がかかってしまうため、柔らかい食べ物や咀嚼が必要のないスープやゼリーなどを選ぶことが増えるという方もいらっしゃいます。
一度のお食事でたくさん食べていた方や、脂っこいものを好んで食べていた方ほど痩せやすい環境となります。

③間食が減る

歯列矯正中は歯磨きが難しくなるため、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。
特にワイヤー矯正の場合は、お食事の際、食べ物と装置が絡まりお口の内に食べかすがたくさん残ってしまいます。
そのままにしておくと、虫歯になりやすくなってしまうため、お食事のあとはなるべく早めに歯磨きをすることが大切です。
マウスピース矯正の場合も、お食事の際は必ずマウスピースを外していただき、食べ終えたあとも歯磨きをして装着しなければなりません。そのため、毎回の歯磨きが面倒で
間食を控える方も多く、結果的に痩せることに繋がっているケースもあります。

歯列矯正後

①咀嚼しやすくなった

治療が完了すると、噛み合わせが改善されたことにより咀嚼しやすくなります。噛む回数が増えることで、脳の満腹中枢が刺激され満腹感を得られます。
そのため、食べすぎを防ぐことができ肥満の予防にもなります。
歯並びが悪くしっかりと咀嚼できない人は、満腹中枢がうまく機能せず一回の食事の量が多くなりがちです。
また、よく噛まないうちに飲み込んでしまうと消化器官にも負担がかかってしまいます。
歯列矯正で噛み合わせを整えることは、身体の健康にも繋がっているのです。

②輪郭の変化

歯並びの悪さが輪郭にも影響を及ぼしている場合は、歯列矯正を行うことで輪郭が変わることもあります。
歯が本来あるべき位置に戻ることで、口元の筋肉の歪みが改善されたり、引き伸ばされていた皮膚が解消されるためです。
また、噛み合わせがよくなることで、左右同じ力で噛めるようになります。
その結果、顔の筋肉の左右のバランスが対象になり、フェイスラインに変化が現れたという方もいらっしゃいます。

 

今回は、歯列矯正とダイエットの関係性についてお話しをさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
直接的な関係はないものの、普段のお食事の内容が変わったり、食事や間食の度にすぐ歯磨きをしなければならなかったり、そのような生活の変化がダイエットに繋がっていると考えられます。
当院では、ワイヤー矯正、マウスピース矯正どちらも取り扱っております。
無料カウンセリングでは、それぞれの特徴や患者様一人ひとりに合った装置についてもご説明いたしております。

 

歯列矯正をご検討されていらっしゃる方、ぜひご予約をお待ちいたしております♪