投稿日:2023.4.15
矯正中に着色する食べ物・飲み物
こんにちは。博多矯正歯科です!
今日は矯正治療中の着色についてお話します。
カウンセリング時に患者様から頂く質問の中に【矯正器具の着色】について質問されることがあります。
ブログを読んでいる方の中にも【矯正器具の着色】について、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
目次
表側矯正の着色
当医院では表側矯正の場合、セラミックブラケットを使用しているためブラケット(矯正器具)が食べ物によって着色することはありません。
しかし、矯正中は様々な器具を使用し動かしていきます。その中に、ゴム製の器具があり、このゴムがカレーなどの色素沈着しやすい食べ物によって着色します。
着色したからと言って矯正治療への影響はありませんが、表側矯正の場合気になる方も多くいらっしゃると思います。
着色しやすい食べ物・飲み物
○食べ物
・カレー
・ハヤシライス
・ミートソース
・トマトソース
・イカ墨
・キムチ など
○飲み物
・ワイン
・コーヒー
・紅茶 など
洋服などにこぼしてしまうと汚れがなかなか落ちず、うっすらと跡が残る食べ物や飲み物がありますが、それらの飲食物が歯や装置に着色しやすいもになります。
着色したらどうしたらいいの?
矯正器具が着色した場合、歯磨きでは汚れを落とす事ができません。
矯正のゴムは毎月の調整の際に新しいものへ交換します。
その為、カレーが食べたいけど着色が気になる・・・という方は調整日の前日に食べることをおすすめします!
私も表側矯正をしていた際、カレーは調整日の前日に食べるようにしていました♪
ただ、裏側矯正やマウスピース矯正の場合は着色の心配がないので、矯正に縛られず好きなものを好きな時に食べることができます。外食が多い方やカレーが好きな方には特におすすめです!
マウスピース矯正の着色
マウスピース矯正の方には使用時の決まりごととして、お水以外の飲食時はマウスピースを外していただくようお願いをしております。
お水以外の飲食時はマウスピースを外すため、通常マウスピースが着色することはありません。
ただ、お茶やコーヒー、紅茶を常飲される方の中には、マウスピースを一回一回外すことが面倒くさくなり、そのまま飲んでしまう方がいらっしゃいます。
マウスピースを装着したまま飲むとマウスピースだけではなく、ご自身の歯やアタッチメントと呼ばれる歯の表面に付く白い突起型の装置も着色してしまいます。
使用方法を正しく守っていただければマウスピースの着色は防ぐ事ができます。
着色が気にならなければ、コーヒーや紅茶を飲んでもいいのでは・・・?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
少し話が逸れてしまいますが、、、マウスピースを外さないとダメな理由は着色以外にもあるので、少しお話をさせてください!
マウスピースを外さないとダメな理由
マウスピース矯正の装置はプラスチックでできており、薄く透明度が高いことがポイントです。
熱い飲み物や食事の際の咀嚼によって、マウスピースが破折したり変形をすることがある為、必ず外していただくようお願いをしております。
また、マウスピースを装着すると歯はマウスピースにぴったりと覆われてしまいます。そうすると歯は唾液に触れない状態になります。
唾液には細菌を流す役割がありますが、歯がマウスピースに覆われているとその効果を得ることはできません。
糖分の入った飲み物を飲むことで、虫歯の原因となる糖が歯とマウスピースの間に入り、密閉された状態になります。
歯磨きをするまでの間、糖は歯の表面についたままになってしまい虫歯になるリスクが高くなります。
こういった理由で、お水以外の飲食時にはマウスピースをはずしていただくようお願いをしています。
話は少し逸れましたが、先述した通り使用方法を正しく守っていただければマウスピースの着色は防ぐ事ができます。
裏側矯正の着色
裏側矯正は歯の裏側に装置がつくため着色をしても見えることはありません。
矯正治療中に、着色や汚れを気にせずお食事を楽しむことができるのはとても嬉しいですね。
当院で、ご自身のライフスタイルにあった矯正方法で歯列矯正を始めてみませんか?
まずは無料相談でお待ちしております♪