投稿日:2023.3.13
矯正中に頭痛が起こりやすいケース
こんにちは。
博多矯正歯科です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、矯正中に頭痛が起こりやすいケースをご紹介します。
矯正治療は長期にわたるため、治療中にたびたび頭痛が起こるとストレスがたまりますよね。
頭痛が起こりやすくなるタイミングや対処法について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
矯正中になぜ頭痛が起こるの?
矯正力による歯の痛みから頭痛が発生するケースや、夜間の食いしばりで頭痛を引き起こすケースがあります。
肩こりなど筋肉が固まり起こる頭痛
矯正中は歯に力が加わり続けるため、歯の痛みや肩こりが発生しやすくなります。肩こりがひどくなると、首や頭の筋肉まで緊張するため、筋緊張型の頭痛を引き起こす場合があります。症状が悪化すると吐き気が起こるケースもあるため、早めの対処が必要です。
歯の食いしばり
就寝中の食いしばりや歯ぎしりが続くと、歯の痛みや頭痛が起こることがあります。矯正中は矯正器具による痛みや不快感、日々のブラッシングなど精神的なストレスも増えます。ストレスが原因で、頭痛を引き起こすケースも考えられるでしょう。
矯正中に頭痛が起こりやすいケース
矯正中の歯の痛みや頭痛には個人差があります。
矯正装置を調整したとき
矯正装置を調整すると、歯に大きな力が加わり頭痛が発生することがあります。通常は、数日経つと痛みが徐々に緩和されます。マウスピース矯正の方は、アライナーを交換したときに力が加わるため、歯の痛みから頭痛が起こる方が多いようです。
硬いものを噛むなど歯に力が加わったとき
硬いものや弾力があるものを食べると、歯に大きな力がかかります。歯に過剰な咬合力が加わることで、歯が痛くなり頭痛が生じる場合があります。また、矯正中は噛み合わせが常に変わるため、間違った位置で噛んでしまうことも多いのです。矯正中はできるだけ小さく切り、ゆっくり噛むように心がけましょう。
顎間ゴムをかけたとき
上下の噛み合わせを調整するために、上と下の装置に一時的にゴムをかけることがあります。矯正のゴムかけをすると矯正力が増すため、痛みが出やすくなります。
朝起きたとき(夜間の食いしばりや歯ぎしり)
矯正装置による違和感から、食いしばりがひどくなるケースもあります。矯正で一時的に噛み合わせがずれるので、寝ている間に無意識に食いしばっている場合もあるようです。
矯正中の頭痛を改善する方法
歯科医院に報告・相談する
頭痛が続く場合は、我慢せず当院までご連絡ください。矯正装置を調節してワイヤーを緩めるなど対応できる場合があります。ご自身の判断でマウスピースの使用を中断すると、矯正が計画通りに進まなくなります。頭痛が続く場合は、早めに当院までご相談くださいね。
痛み止めを飲む
新しいマウスピースに交換したときやワイヤーを調整したとき、一時的に頭痛がひどくなった場合は、痛み止めを飲むと頭痛が和らぎます。痛み止めは飲み過ぎると副作用の危険性があるため、服用の間隔や量は必ず守りましょう。
体のコリをほぐす
そのほか、ストレッチをしたり、湯船にゆっくり浸かったりして筋肉をほぐすと頭痛が改善される場合もあります。
矯正中に頭痛がひどくなった場合は、上記の対策をして痛みを軽減させましょう。
治療中にご不明な点がありましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください。