投稿日:2023.4.19
矯正治療はクーリングオフできるの?
こんにちは!博多矯正歯科KITTE博多院です。
歯科矯正について、よくクーリングオフはできますかとご質問頂く事がございます。
クーリングオフとは?
まずクーリングオフとはどのような制度なのかというと、特定商取引に関する法律の規定に基づき。契約締結後8日間以内に無条件で契約を解除できるというものです。
通信販売やネット販売で購入した商品及びサービスなどが該当します。
矯正治療はクーリングオフの対象?
歯科矯正はエステなどとは異なり、医療行為になりますので、治療の対象や方法、費用については医師が専門的な知識と判断をもとに決定する必要があるなど、以下の理由によりクーリングオフの対象とはなりません。
医療行為であるため 歯科矯正は医療行為に該当し、治療の対象や治療方法、費用については医師が専門的な知識と判断をもとに決定する必要があります。このため、契約が成立した後でも患者の都合でクーリングオフができるわけではなく、治療の必要性や適切性を考慮した上で治療を続ける必要があります。
クーリングオフ対象外の理由
歯科矯正では、患者ごとに合わせたカスタムメイドの装置や器具が使用されます。契約を解除した場合、それらの装置や器具は患者ごとにしか使用できないため、再利用ができず、無駄になってしまう可能性があります。
当院では、ご契約後に装置作製を開始いたしますが、装置の作製にはおよそ2ヵ月程度お時間を頂いております。簡単に作成をしている訳ではなく、医師と技工所が連携してより患者様に合った装置を作成しておりますので、このような期間がかかります。
また、上記項目に記載されてある通り、それぞれの患者様に合わせて装置を作成しておりますので、別の患者様で代用するということは出来せん。使用されなかった装置は廃棄されるため、ご解約金などについてはご契約の際にも口頭と書面にてお伝えをさせて頂いております。
ご契約については、患者様の大切なお費用のご説明に繋がる部分もございますので、詳しく丁寧にご説明するように心がけております。
ご説明途中などでもご不明点やご不安なことがあればいつでもご質問頂ければお答えいたします!
歯科矯正は、歯並びや噛み合わせの問題を解決するために行われる治療であり、治療期間も長くなることが多いです。そのため、治療前にはしっかりと医師と話し合い、自分に合った治療計画を立てた上でご契約に進むことが重要です。
また、治療中には定期的に通院する必要があります。治療が進んでしまうと、治療計画を変更することができなくなることもあります。
歯科矯正においては、クーリングオフの対象外であることを知っておき、治療前には十分な相談を行うことが必要です。
もちろん、当院では治療途中にもお気軽にご質問して頂けるような環境作りに努めておりますので、安心して治療をスタートして頂ければと思っております。
ご自身に合った治療計画を立て、長期的な治療を受けるためにも、治療についてよく理解しておくことが大切です。