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投稿日:2024.9.14

表側矯正はどのくらい痛い?しゃべりにくくなるのは本当?

皆様、こんにちは。
KITTE博多8階にある「博多矯正歯科KITTE博多院」です。

 

「表側矯正で歯並びを整えたいけれど、痛みはどのくらいなの?」
「矯正治療をしたらしゃべりにくくなるのでは」と気になっている方へ。

 

表側矯正による痛みは個人差があり、しゃべりにくくなることはほとんどありません。
今回は、表側矯正の特長や痛みの強さ、しゃべりにくさを解説します。
それを踏まえて表側矯正の向いている人やメリットとデメリットもお話しいたしまので、矯正装置選びの参考にしてみてください。

表側矯正とは?

表側矯正

表側矯正は、歯の表面にブラケットと呼ばれる四角い装置を専用の接着剤で貼り付けるタイプの方法です。
貼り付けたブラケットには溝があり、その溝にU字型のワイヤーを通すことで歯並びを徐々に整えることができます。

 

従来は、金属のブラケットを使用しており目立っていましたが最近は白や透明のブラケットを採用している矯正歯科も増えてきています。当院でもできるだけ目立ちにくい矯正装置を提供できるように白や透明のブラケットを選択いただけます。
3週間に1回のペースでワイヤーは矯正歯科で交換して歯並びを整えますので、1日中矯正装置は歯に付いているのが特徴です。

表側矯正の痛み

矯正 痛み

表側矯正は、痛みがあるのでは?と気になっている方も少なくありません。
どの矯正装置でもあり得ることですが、装置を付けていない時期に比べて、歯の痛みや違和感がでる傾向はあります。

 

歯を適切な角度や位置に移動させる必要があるため、歯には24時間ゆるやかですが力がかかります。
矯正治療をはじめてすぐの頃や、ワイヤーを交換した日は痛みが強くなったと感じる方も少なくありません。
歯がガタガタに並んでいる部分ほど、痛いと感じる傾向があります。

 

ただし、痛みの感じ方は人それぞれなので表側矯正をはじめたからといって必ずしも痛いとは限りません。
歯が浮いたような感じや違和感はあっても我慢できないほどの痛みを感じることは少ないでしょう。
反対に我慢できないほどの痛みがあった場合は、装置が外れていたり、ワイヤーが頬に引っかかったりなど他のトラブルが考えられます。
痛みが強い場合は、早めにかかりつけの矯正歯科を受診しましょう。

表側矯正はしゃべりにくいの?

表側矯正をはじめると、歯の表面にブラケットやワイヤーが装着されるため会話に支障が出るかもしれないと考える方もいらっしゃるでしょう。
ここからは、表側矯正はしゃべりにくくなるのかどうか詳しくお話しします。

 

矯正治療に影響しやすいとされているのは、サ行・タ行・ナ行・ラ行の4音です。
これらの音は、舌を上に持ち上げたり、舌先を上顎に強く当てたりして作り出す音で、歯並びが悪い方はしばしばこの4音が出しにくい傾向があります。
それに加えて矯正装置が付くとより会話に支障が出るかも……と思われますが、表側矯正は歯の表面に装着するため、発音に大きく関係するわけではありません。

 

たしかに、矯正治療をはじめたばかりのころは、装置が唇や頬に当たるため違和感により大きくお口を動かせないなどしゃべりにくくなることはあります。
ただし、このような違和感は一時的で装置があることに慣れれば、舌の動きに影響を与えることはないためしゃべりにくさはほとんどありません。

表側矯正が向いている人

表側矯正が向いているのは以下のような人です。

 

  • ・歯列矯正の費用を抑えたい
  • ・自分にぴったりの装置を選択したい
  • ・会話に支障が少ない装置が選択したい
  • ・矯正装置を自分で管理したくない
  • ・ワイヤー矯正が見えても気にならない

 

表側矯正は、「裏側矯正(舌側矯正)」や「マウスピース型矯正」に比べると装置が目立ちやすいですが、費用を抑えて治療が進められます。
また、裏側矯正(舌側矯正)やマウスピース型矯正は装置により会話に支障がでることがありますが、表側矯正はほとんどないのが特徴です。

表側矯正のメリット

歯列矯正

費用が安価

表側矯正は、他の矯正装置に比べると費用を抑えることができます。
裏側矯正(舌側矯正)やマウスピース型矯正は、表側矯正と異なりオーダーメイドやカスタムメイドで装置を製作する必要があるため、装置の費用が高くなるのです。
また、裏側矯正(舌側矯正)は治療に技術がよりいるため表側矯正に比べると同じワイヤー矯正治療であっても費用が高くなります。

 

矯正費用をなるべく抑えて歯並びを整えたい方は表側矯正を視野にいれるとよいでしょう。ただし、矯正治療は自由診療のため矯正歯科によって費用が異なります。そのため、事前に費用をリサーチしておくのがおすすめです。

対応できる症例が幅広い

表側矯正はポピュラーな矯正方法で、歴史が長く治療実績や症例数が豊富です。そのためほとんどの歯並びに対応することができます。

発音や滑舌への影響がほとんどない

装置が舌に当たる心配がないため、発音や滑舌に悪影響を与えることはほとんどありません。しゃべりにくさは一時的ですのでご安心ください。

食事と歯磨き

表側矯正は裏側矯正(舌側矯正)に比べて「食事」や「歯磨き」がしやすいとされています。
装置に食べ物が詰まっても歯や装置を鏡で見て清掃できるため、裏側矯正(舌側矯正)よりもお口の中を清潔に保ちやすい傾向があります。

表側矯正のデメリット

矯正装置が目立つ

表側矯正は歯の表面に装置を装置薬するため、裏側矯正(舌側矯正)やマウスピース型矯正に比べると目立ちやすいのがデメリットです。
そこで当院では、目立ちにくい白や透明のブラケットを採用しております。

一時的にお口元が出たように見える

表側矯正の場合は、歯の表面にブラケットやワイヤーを装着するため、お口元がボコっと盛り上がることがあります。
特に、出っ歯の方は上の前歯が唇側に傾斜しているため、装置を付けることでよりお口元が目立つようになることも。
もちろん歯並びが整ってこれば目立ちにくいのですが、できるだけ目立ちにくい矯正装置がよい方は他の装置も視野に入れてみましょう。

食事がしにくい

表側矯正だけではありませんが、矯正装置を歯に固定すると食事の際にどうしても装置に食べかすが詰まることがあります。表側に装置があるため、装置の間に食べかすが詰まっていることを他人に見られる心配もありますので、食事の後は歯磨きをすみやかに行いましょう。
また、矯正治療をはじめたらご自分の歯並びや装置に合うセルフケアの方法を習得しておくとよいでしょう。

 

さらに、歯の表面に付けるブラケットは最終的には歯並びが整ったら外すため、歯から外せる接着剤を使用しています。
そのため、前歯で硬いものを噛んだり、硬いものを噛みちぎったりするとブラケットに強い力がかかり外れてしまうことがあるのです。
基本的に食事の制限はありませんが、装置が外れやすい硬いものには気を付けることが必要になります。

唇や頬に口内炎ができやすい

口内炎

矯正装置が歯の表面にあるため、歯並びがある程度整うまでは装置が唇に当たったり、ワイヤーが奥から伸びてきて頬に当たったりして口内炎ができる可能性があります。
裏側矯正の場合は、舌にできやすいのです。できやすい箇所が違うだけでできやすさは変わりません。
矯正歯科ではブラケットやワイヤーが粘膜に当たり傷や口内炎ができるのを防ぐため、専用の保護ワックスをご使用いただけますので、トラブルが多い方は早めに相談してみましょう。

 

また、金属のワイヤーを使用するため金属アレルギーがある方は矯正装置が原因で口内炎やかゆみなどがでる可能性があります。
このようなトラブルを避けるためにも治療前にご自分の全身疾患の状態を伝えることも大切です。
当院ではワイヤー矯正だけではなく、透明の樹脂から製作されるマウスピース型矯正を選択することもできます。

 

ご予約はこちら

 

※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。

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