投稿日:2025.3.15
親知らずが歯並びの乱れの原因になる?親知らずとは?
歯並びが悪くなってしまう原因にはさまざまありますが、親知らずが邪魔をして歯並びが乱れてしまうと考える方もいるようです。親知らずは20歳前後に生えてくるいちばん最後の大臼歯で第三大臼歯や智歯とも呼ばれています。真っ直ぐ生えてくる人もいれば親知らず自体がない人もいます。そんな親知らずが原因で歯並びが悪くなってしまうのか追求していきたいと思います。親知らずが出てこないという方も興味を引く話になっていますので是非ご覧になってみてください。
目次 [hide]
①親知らずって?ない人がいるのはなぜ?
誰もが一度は聞いたことがある親知らずですが、どうして「親知らず」と呼ぶのか不思議に思った方はいませんか?これにはさまざまな言い伝えがあり、日本人の平均寿命は昔40代後半くらいの時代がありました。そのため第三大臼歯が生えてくる頃には親がなくなっていたことから親知らずと呼ばれるようになったようです。
そのほか、親知らずが生えてくるのは20歳前後だと先ほどもお伝えしました。20歳を超えてからも親に口の中をチェックしてもらう人は少ないと思います。親が知らないうちに第三大臼歯が生えてくることから親知らずと呼ばれるという説もあります。
また親知らずは智歯とも呼ばれ、知恵がつく年頃に生えてくるためこの呼び名がつけられたとされています。このように名前がつけられた由来をたどっていくと面白いですね。
さて、ではなぜ親知らずがない人がいるのかについてです。まず、親知らずはお伝えしているようにいちばん奥に最後に生えてくる歯になります。顎の成長も終わっていて生えるスペースは限られています。そのため十分な場所が確保出来ていなければ生えてくることは出来ず、顎の骨の中で埋まったままの状態の方も少なくありません。むしろ真っ直ぐ綺麗に生えてくる方の方が少なく30%程とされています。
そのため、口の中を見ても確認が出来ないので自分は親知らずがないと思い込んでしまいます。定期的に歯医者さんにかかっていればレントゲン撮影によって親知らずが埋まっているかどうかはひと目で確認することができます。
これ以外にもともと親知らずがない方もいて、この原因は遺伝的なものが大きいとされています。歯並びが子供に遺伝するように、両親のどちらかが親知らずが生まれつきない場合は子供も同じようになる確率が高いとされています。
そしてこの考え方が最も親知らずに当てはまっていると思うのが、人間の退化であるということです。人は常に進化もしていますが、はるか昔人は猿から進化して二足歩行になり人間へと姿が変わってきました。その退化のうちのひとつが親知らずであると言われています。
そのほか、尻尾があったとされる尾てい骨や寒さから身を守るために察知する鳥肌も退化の一種であると言われています。
食生活や習慣が原因ではなく、人間としての進化の末に親知らずを持たない人がいるということです。
②親知らずで歯が乱れる
では、なぜ親知らずによって歯並びが乱れると言われているのか。
先ほど親知らずが真っ直ぐ綺麗に生えてくる人はそうたくさんいるわけではないとお伝えしました。特に現代人は食の変化から顎の小さい人が増えています。よって親知らずが生えるスペースを持つ人が減ってきているのです。
にもかかわらず親知らずが出よう出ようと働きかけた場合はどうなるのでしょうか。上に向かって生えてくれば問題ないですが、多くの場合は前の歯に頭を向けて横向きになって顎の骨に埋まっています。
これは顎の骨の成長が関係していて、下顎の成長は14歳頃にピークを迎え20 歳には完了するのですが、親知らずの形成も14歳を目安に完了して生える準備をします。ここで十分に顎の骨が成長できていなければスペース不足から横を向くしかなくなってしまうというわけです。
この横向きになった親知らずが前の歯を押して歯並びを乱す原因となってしまうのです。歯の性質として歯の頭部方向に生えようと力が働きます。頭部が前の歯に向かっていれば、その歯を押し退けて親知らずが出ようと働きかけるのです。
仮に歯の頭部がしっかり上を向いていて歯茎を突き破って出られたものの、スペース不足で居場所がない場合も前の歯に寄りかかるように生えていたり途中で出られずに止まってしまうこともあります。この場合も前の歯を押して全体の乱れにつながります。
親知らずによって歯並びが乱れない条件として、しっかり顎の骨が成長できていることと生えるスペースが十分に確保されていることになります。
では、歯並びが悪い人が親知らずを抜くことで綺麗に歯並びが整うかというと残念ながらそうはいきません。確かに親知らずを抜くことでスペースはできますが、歯を動かすためには押したりひっぱたりの力を加える動作が必要となります。
さらに、歯は前に動こうとはしますが親知らずのスペースが空いたからと勝手に後ろに動こうとはしてくれません。そのため後ろに動かすための矯正装置が必要となるのです。
そしてもうひとつ4本全ての親知らずを抜くと顎が小さくなって小顔になる?と思う方もいますが、これも残念ながら顎の成長はほぼ終わっていますので小顔にすることはできないのです。
③その他の歯並びが悪くなる原因
◯骨格の問題
親の身長が子供にも遺伝するように遺伝的要因で生まれつき顎の小さなお子さんもいます。噛む刺激によって促されて顎は成長していきます。昔は離乳食という分類がなかったくらい食べれるものを食べれる時にという時代でした。現代人も同じような食生活をする必要はありませんが、咀嚼回数が増える食材を選んで料理をする工夫も必要です。
◯指しゃぶり
指しゃぶりは歯の乱れに大きく関わります。上前歯の裏側に親指の腹を押し当てて指を吸う動作は圧力によってさまざまな影響を呼びます。指を吸う動作は唇の力も必要になり、歯列を外側から押すことになります。すると歯列全体が狭くなる歯列狭窄が起こり歯並びが悪くなります。
歯が並び切らない状態によって歯が前に出てしまう出っ歯や上下の歯が噛み合わない開口という症状にもつながります。指しゃぶりは小さなお子さんが安心するための行為にはなりますが3歳くらいを目安に少しづづやめれるようにするといいでしょう。
◯舌癖
正しい舌の位置は上顎に軽く触れているのが正常です。ですが舌の筋力低下や癖によって前歯に押し当てていたり、低位舌と言って舌の位置が下がってしまっている場合があります。
小さなお子さんでポカンと口が開いていたり、鼻に持病があって口呼吸になってしまっている人も正しい位置に舌が置けない方がいます。鼻の治療を行ったり、低位舌を改善する運動を行うことで徐々に舌を正しい位置におくことができるようになります。
◯頬杖
考え事をするときについしてしまう頬杖も歯並びの原因になります。力を加えることで歯が動くことや唇の力で歯並びが変わってしまうのであれば想像できると思いますが、頭の重さ分の力が一点に集中してかかります。頬杖が習慣になっていると歯が動いてしまうことがあります。また、うつ伏せ寝も同様にどちらかの顎に力が加わる習慣があるのも原因になりますので注意しましょう。
◯歯ぎしり
人が噛む力は最大で自分の体重の1.5倍〜2倍かかると言われています。歯ぎしりや食いしばりも同様にすごい力が歯にかかります。寝ている間の歯ぎしりや力仕事、スポーツなどによる食いしばりは歯を傾けるだけの力がでます。歯の移動だけでなく歯のすり減りや破折にもつながるため、自分が当てはまると思う方はマウスピースを使って歯を守るようにするといいでしょう。
まとめ
親知らずの生え方次第で歯並びが乱れてしまうことがあることがお分かりいただけたと思います。生えてきてからでは改善がむずかしく、顎の成長や遺伝までもが関係してきます。埋伏している親知らずは歯並びだけではなく感染などの可能性も0ではありません。自分が今どの状態にあるのか、把握しておく必要はあるかもしれません。
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