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投稿日:2025.3.8

部分矯正と全体矯正では何が違うの?

こんにちは!博多矯正歯科KITTE博多院です。
今回はカウンセリングでも相談の多い部分矯正についてお話します。
部分矯正には様々なリスクがございますので、しっかり検討してください。

 

今や大人の矯正治療が珍しいものではなくなっていますが、歯列矯正を部分的にできることはご存じでしょうか。呼び名の通り一部分を矯正することをいいますが、全体矯正と何が違うのか詳しくわかる方は少ないと思います。歯列矯正は歯並びの改善だけでなく身体の健康を保つための大事な目的があります。歯列矯正によって得られるものは審美的な歯並びだけではないことをここで紹介しながら、部分矯正と全体矯正の違いについてもご説明していきたいと思います。現在歯列矯正をお考えの方も是非ご覧になっていただけたらと思います。

①部分矯正とは

部分矯正

呼び名の通り部分矯正とは自分が気になる歯並びを部分的に矯正する治療になります。本数としては上下前歯の1本〜12本がその範囲にあたるとされています。
部分矯正を考えるきっかけは多くの場合見た目が気になる事から始まります。そのため、治療場所が前歯になることがほとんどです(当院では前歯のみ対応しています)。
治療法は大きく分けて以下の2つがあります。

◯マウスピース矯正

ひとつ目がマウスピース矯正です。患者さんの歯型に合わせてマウスピースを作り、1日20時間以上装着する方法です。透明な材料で出来ているため目立ちにくく自分で取り外し可能なため治療に踏み込みやすいメリットがあります。食事や歯磨きの時は外すことができるので、日常生活に支障が出にくく虫歯になるリスクも低いです。

 

部分矯正とはいえ、マウスピースをはめるのは全体になります。
例)片顎前歯の場合→片顎全体
上下前歯の場合→上下全体

ですので、マウスピース矯正の場合は、全体矯正比べて違和感などはほとんど差がありません。

◯ワイヤー矯正(舌側矯正)

舌側とは歯の裏側のことを指します。表側矯正と同じ装置を歯の裏側につけることで見た目の問題を解決できます。歯の裏側に装着することで周りに知られずに治療を行うことができます。ただ、歯の裏側に装置をつけるのは表側に比べて高い技術が必要になってきます。そのため、ほとんどの医院で費用が表側矯正より割高となっています。

 

部分矯正では裏側でもお得に治療を受けれるのがメリットです!
部分的に装置が着くだけなので違和感も少ない傾向にあります。

 

博多矯正歯科の部分矯正

 

②全体矯正との違い

全体矯正

では、全体矯正とはどのようなことをいうのかご説明していきます。
ふたつの矯正を比べた時の大きな違いは治療範囲が違う点です。先ほども述べたように部分矯正は最大12本の歯を対象としていて、全体矯正は全ての歯(親知らずを抜いた28本)に治療器具を使って力を加えます。

 

さらに、歯並びが気になるところを綺麗に整える治療が部分矯正であるのに対し、噛み合わせの治療も行うのが全体矯正になります。
歯列矯正は歯並びを綺麗にすることだけを目指すのではなく、上下の歯を正しく咬合させることを最大の目的としています。ここでいう歯列矯正とは全体矯正のことを指していて、全体矯正は審美性だけでなく機能面も考えて行わなければいけない治療ということになります。

 

また、見た目だけ改善する部分矯正の場合、根本的な原因である噛み合わせの改善が不可能な為、治療することでかみ合わせが悪化したり後戻りしやすくなる可能性も高いです。
そしてできることが限られてくるため、前歯が前に出たり噛めなくなることもあります。

 

それに比べ、全体矯正は奥歯の移動も可能とします。前後の位置を変えるだけでなく奥歯を外側に動かして歯列全体を広げる拡大という治療を行うこともできます。噛み合わせの確保はもちろんのこと全体的にも整った歯並びを作り上げることができるのです。

 

正しい噛み合わせは健康を生み出し、間違った噛み合わせは体の不調を招くと言ってもいいくらい噛み合わせは人間にとって重要となります。
治療法に違いはありませんが、部分矯正は全体矯正に比べて費用が安く済んだり治療期間が短いなどのメリットがあります。また、部分矯正の方が移動距離が短い場合が多いため治療中の痛みも全体矯正に比べて少ない傾向にあります。

 

噛み合わせが悪いことで顎に影響がでてしまう顎関節症がありますが、全体矯正は顎の症状を治す効果も期待できます。誤った噛み方で食事を続けることは顎の痛みや顔の歪み、消化器官にも影響を及ぼします。
歯列矯正を考える際に自分の咬合状況を理解する上で検討することをおすすめします。

③部分矯正のデメリット

◯噛み合わせの悪化

部分矯正は噛み合わせの改善ができないどころか、悪化するリスクも高いです。
特に前歯が前に出てジェットができることで麺類が噛み切れなくなったり、横から見ると前歯が出ているように見えることもあります。
叢生が治っても、前歯が目立ちやすい印象になりやすいです。

〇後戻りしやすい

噛み合わせは非常に大事で、そこが改善していないとせっかく並んだ歯並びもすぐもとに戻ってしまいます・・・
そのくらい重要な嚙み合わせですが、部分矯正では改善できません。
むしろ、先述のとおり悪化するリスクもございますので、要注意です。

〇後悔する・・・

部分矯正をして、のちのち後悔をする人は非常に多いです。
やっぱり全体で再矯正したい!と思っても、1回目よりはいろんなリスクがあったり、出来ることが限られてしまったりと1回目に全体矯正するよりも仕上がりが綺麗にならない事もあります。
なので、最初に部分矯正で本当にいいのかよく考えて契約することが大切です。

 

当院でも再矯正の相談は非常に多いですが、2回目とはいえ、費用もかかり治療期間も部分矯正よりは長くなりますので再矯正なのにこんなにかかるのか…と断念する人も少なくありません。
一生歯並びに悩みながら過ごすことになります。

 

費用を抑えたい、早く治療を終わりたいというお気持ちはすごく分かりますが、安易に部分矯正を選択するのは絶対にやめてください。

まとめ

前歯 矯正

いかがでしたでしょうか。全体矯正は部分矯正と違い正しい噛み合わせに改善することも目的としているのです。歯列矯正をお考えの方はご自身の噛み合わせ状況によってどちらの方法で治療を行うかが見えてくることになります。審美的に歯並びを整えることは相手の印象はもちろん自分の自信にもつながってきます。それに加えて正しく噛むことで健康寿命を伸ばすことへも目を向けて考えて見てもいいのではないでしょうか。今回お話させていただいたことで、より多くの方が迷いなく歯列矯正に取り組むことができたらと思っています。

 

少しでも、歯列矯正にご興味がある方はお気軽にカウンセリングへお越しください。
部分矯正が適応なのか、全体矯正とのメリットデメリットの比較なども詳しく説明させていただきます!

博多矯正歯科ってどんなところ?

博多矯正歯科KITTE博多院

★博多駅直結!KITTE博多8階★
・裏側矯正専門医 グループ院累計症例数2万件
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日本成人矯正歯科学会認定医在籍!
平日20:30まで診療しておりますので、お仕事や学校帰りに通院する事も可能です。
また、矯正装置の種類も豊富で外科矯正も対応しておりますので、幅広い症例の治療が可能です。

 

矯正歯科選びに迷われている方はぜひ博多矯正歯科KITTE博多院へお越しください!

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