投稿日:2023.5.3
電動歯ブラシと手動の歯ブラシどっちがいいの?
こんにちは!博多矯正歯科です。
今日は歯ブラシについてお話します!
みなさんは、電動歯ブラシ・手動の歯ブラシどちらを使われていますか。
目次
電動歯ブラシ
電動歯ブラシとは、ヘッドの部分が自動で動く歯ブラシです。
歯にブラシを押し当てるだけで、自動で動いてくれるので楽に歯を磨くことができます。
電動歯ブラシの種類
電動歯ブラシには「振動式」「音波式」「超音波」の3種類があります。
振動歯ブラシ
細かい振動により汚れ(プラーク)を取り除きます。
ブラシ部分が回転したり往復したりすることで、歯ブラシが当たるところを清掃します。
音波ブラシ
ヘッド部分を振動させながら音波を出すことで、高速の水流を起こしプラーク(汚れ)を除去し、洗い流すことができます。
超音波ブラシ
音波ブラシよりも振動が多く、汚れを除去する力が強いのが特徴です。
超音波で汚れを破壊し、歯と歯の間の汚れを洗い流してくれます。
電動歯ブラシの中では、歯垢を除去する力が一番強く、汚れが付きにくい歯になります。
また、超音波の振動により、プラークなどの細菌の連鎖を断ち切る効果があります。
電動歯ブラシのデメリット
磨き残し
歯ブラシが自動で動くため、『磨いているつもり』になることがあります。
電動歯ブラシはわずかな時間で歯の表面がツルツルになります。
ツルツル具合に満足して、十分に磨けてないまま歯磨きを終えてしまうことや、歯と歯の間や歯の裏側などの細かい部分の磨き残しがあることもあります。
ただし、電動歯ブラシは清掃性に優れているため正しく使うことで手動で磨くよりもより、汚れを除去することができます。
正しく適切に使いましょう。
歯や歯肉が傷つく可能性がある
使い方が適切ではない場合、電動歯ブラシの刺激により、歯や歯肉を傷つけてしまうことがあります。
また、歯周病などで歯に動揺がある場合や、歯肉が腫れ出血しやすい方には刺激が強いことがあります。
値段が高い
手磨き用の歯ブラシに比べ高額になります。
手動の歯ブラシは100円程度で購入できるのに比べ、電動歯ブラシは数千円から数万円します。
衛生商品であるためヘッド部分も定期的に交換しなくてはならず、動かすための電気や電池代が必要になるので維持費がかかります。
手磨きブラシの特徴
手磨きブラシとは、手動で歯を磨くブラシのことです。
手頃な価格で手に入ることや、歯ブラシの形状、ヘッドの大きさ、硬さなど種類が豊富です。
また、自分の力で磨くので、加減を調整することで優しく磨くことができるので、歯や歯茎を傷つけてしまうリスクも軽減することができます。
手磨き用ブラシの種類
手用歯ブラシには様々な形や種類があります。
歯ブラシの毛の硬さ
毛の硬さは「ふつう」「やわらかめ」「かため」の3種類があります。
ふつう
一般的なかたさで、効率よく汚れを落とせます
やわらかめ
歯周病などで歯ぐきが弱っている人や出血しやすい人でも安心して使用できる硬さになっています。
「ふつう」タイプより汚れが落ちにくく、より丁寧に歯磨きをする必要があります。
かため
汚れが落ちやすいのでかためを選ぶ方も多くいますが、かための歯ブラシは力が入りにくい人にお勧めする歯ブラシです。
磨く際の力が強いと歯ぐきや歯を傷つけたるので注意が必要です。
基本的には「ふつう」タイプの歯ブラシをお勧めします。
毛の形
フラット型
フラットタイプは毛先が平らになっているタイプです。
均等に圧力をかけることができるため、歯の表面の汚れ(プラーク)を落としやすく、歯と歯の間も歯ブラシの角を使って磨くことができます。
山型
毛先を「山型」にカットしたタイプの歯ブラシです。
毛先の形を変えることで、歯と歯の間が磨きやすくなっています。
歯ブラシで一番大事なことは、丁寧に磨くということです。
磨き残しがなく丁寧に磨ければ、手動歯ブラシ、電動歯ブラシはどちらでも大丈夫です。
ご自身が磨きやすく、丁寧に磨けるもので清掃しましょう。