投稿日:2023.9.20
歯並びチェック!悪い歯並びと正しい歯並び
こんにちは。福岡市博多区にある博多矯正歯科です。
歯列矯正をするにあたって1番重要になってくるのが“正しいかみ合わせ”です。
正しい位置で噛み合わさっていないことで歯並びがガタガタになったり、しっかり噛めていなかったりします。
かみ合わせは、健康にも影響してきます。
そこで今回は、不正咬合とはどういったお口の中を示すのか、正しいかみ合わせとは一体どのような状態なのか、をお伝えしていこうと思います。
気になる方はぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
目次
不正咬合について
そもそも不正咬合とは何なのか。
簡単に伝えると、かみ合わせが正しい位置でかみ合っていない状態のことを指します。
また、不正咬合にはいくつかの種類に分類分けすることができます。
そこでここからは、ひとつひとつ分類分けされた不正咬合の種類について、お伝えしていきたいと思います。
叢生(そうせい)
叢生とは、生えている歯の向きや位置がバラバラでそろっておらず、歯と歯が重なっている状態のことを指します。
叢生は、顎の大きさに対して歯が生えてくるスペースが十分にないことが原因で起こります。
日本人の不正咬合の中でも、叢生と判断される方の割合は高く、八重歯もその中に含まれます。
空隙歯列(くうげきしれつ)
空隙歯列とは、歯と歯の間に隙間がある歯並びのことを指します。特に上の歯の真ん中部分に隙間があることを、“正中離開”と言います。
空隙歯列は、顎の大きさに対して歯が小さかったり、歯の数が少ないことが原因で起こります。
空隙歯列の状態で起こりうるリスクとして、
・サ行やタ行の発音が難しい
・歯と歯の間に食べ物が詰まりやすくなり、放置すると虫歯のリスクも高まる
という事例が挙げられます。
上顎前突(じょうがくぜんとつ)
上顎前突は、上の前歯、もしくは上顎自体が前に突き出している状態のことを指し、「出っ歯」とも呼ばれています。
上顎前突では、口が閉じにくいため口呼吸やドライマウスになりやすいのが特徴です。
その影響で、口臭の悪化や虫歯・歯周病のリスクが高まる可能性もあります。
また上顎前突は、遺伝的なものと、指しゃぶりや舌癖などが影響で起こってしまう後天的な要因もあります。
下顎前突(かがくぜんとつ)
下顎前突は、下の前歯や下顎自体が前に突き出ている状態のことを指し、「受け口」や「反対咬合」とも呼ばれています。
下顎前突は、咀嚼機能が低下したり、「サ行」が言いづらくなるのが特徴です。
また上顎前突と同様、遺伝的なものもあれば、舌癖や口呼吸などの影響を受けた後天的な要因もあります。
下顎前突の状態では顎が正常に育たない可能性があり、症状悪化のリスクも考えられています。
開咬(かいこう)
開咬は、奥歯しか噛めておらず前歯が噛み合わない、常に前歯が開いている状態のことを指します。
前歯が噛み合っていないため、奥歯に過度な負担がかかりやすいのが特徴です。
また、前歯が開いていることから口の中が乾燥しやすくなったり、滑舌が悪くなったりする可能性があります。
開咬の原因として、哺乳瓶やおしゃぶりの長期的な使用、指しゃぶり、よく噛まないことなどが挙げられます。
過蓋咬合
上下のかみ合わせが通常よりも深く、下の歯を覆い隠しているような状態のことを指し、「ディープバイト」とも呼ばれています。
過蓋咬合は前歯で噛み切ることが出来なかったり、虫歯や歯周病、顎関節症になりやすいといった悪影響が及ぼします。
過蓋咬合の原因は様々ですが、上下顎のバランスが悪いなどが原因として挙げられます。
以上が不正咬合の種類として挙げられます。
これらを理解した上で、正しいかみ合わせについてお伝えしていきたいと思います。
正しいかみ合わせについて
正しい噛み合わせとは、上の前歯が下の前歯に2,3mmほど被っていて、奥歯がしっかり噛めている状態のことを指します。
また、前後についても、2,3mm程度上の歯が前に出ているのが理想的な状態です。
今回は不正咬合と正しいかみ合わせの紹介でした。
博多矯正歯科ではこのような不正咬合の症状の相談も承っております。
お気軽に無料カウンセリングのご予約お待ちしております。
では次回もお楽しみに。