矯正治療の際、抜歯を行う大きな理由は、歯を整列させるためのスペースを作ることにあります。
あごの骨が小さかったり、逆にあごに対して歯が大きい場合には、全ての歯が正しく並ぶことができず、
歯並びが乱れてしまいます。 その為、口元に突出感が出てしまい横顔が気になるという方も多いです。
そうした歯並びの場合にはまず歯が並ぶためのスペースを作る必要があります。
軽度の乱れの場合は、ディスキングといった歯のエナメル質をわずかに削り、すき間を作る手法で対応できることもありますが、
口元の突出感を減らしたい・噛み合わせを整えたいという場合には抜歯が効果的です。
矯正治療で「抜歯」という時には、前から数えて4番目や5番目の小臼歯を抜くことが一般的です。
しかし、健康で問題のない歯を抜いてしまうことはできれば避けたいことです。近年では小臼歯の代わりに親知らずを抜く「抜歯」方法も行われています。
この方法では、親知らずがある程度しっかりと萌出している必要がありますが、親知らず自体は残しておいてもトラブルの原因になることも多いため、
抜歯しても問題ない歯だと言えます。
少しでも患者様にとってより良い⻭科医療を提供するため、第三者機関のNPO法人 日本⻭科医療評価機構に依頼をし、患者様の満足度調査を行っています。患者様の率直なご意見をいただき、改善すべき点は真摯に受け止めていきたいと思っています。当院には患者様の個人情報は一切伝えられませんので、是非、皆様の忌憚のないご意見をお聞かせください。
NPO法人 日本⻭科医療評価機構の調査結果は以下バナーよりご確認ください。
※日本⻭科医療評価機構とは日本⻭科医療評価機構は、ネットで⻭医者を検索してみたが、どこに行けばいいか分からない、診療時間や場所のメリットだけではなく、本当に信頼して通える⻭医者を探したい、そんな患者様のために本当に信頼して通える⻭科医院を評価・認定することを目的とした組織です。